ANA JFK行きのNH1010便は、16:10搭乗開始予定が少し遅れて16:15から。16:00過ぎから、優先搭乗のところに人が並び始めたんですが、上位会員向けのところが一カ所しか無いのに、右側にFirst Class/ANA Diamond用、左側がBusiness/☆Gという区分けになっていて、前にANAのGSさんがそれぞれの看板を持って立っているんですが、よく分からないお客さん(特に、4000年の歴史の国の人と思われる方々とその隣の国の方々)が、列の短いFirst/Diamond用のところに並んでいて、搭乗券を確認されて弾かれると、今度はとなりのBusiness/☆Gのところに横入りしてきます。まぁ、見慣れた光景と言えなくも無いんだけど、何だろうなぁ、こういうメンタリティって。で、横から入ってこようとした某国の乗客と思われる女性を、荷物を持ち変える振りをして軽くブロックしてから搭乗開始です(をぃ)。
今回のNH1010はB777-300ERでSTAGGERED Sheetの機種。ANAの国際線でのBusiness Classには何度か搭乗経験がありますが、このSTAGGERED Sheetは初めて。同様のシートには、4月にBangkokに行ったときに、TGのA380で経験済みですが、ちょっと仕様は違うのでそれが楽しみです。いつも自分が席を指定するときは、出来るだけ他の人の干渉が無いように、真ん中の列の通路側を指定するのですが、今回はほぼ一人一人の席が独立している構成なので、自分としては珍しく、窓際の席を指定しました。
機内に入って自分の席に座ってみると、確かに「個室感」は凄くありますね。今回の席は、通路側に壁があって、席は窓際の直ぐ横なんですが、ほぼ完全に隔離されたような感じです。
この設備、導入されてそこそこ年数が経過してるはずですが、それほど陳腐化しているようには感じられません。ただ、USBやAC100-240のコネクター類がモニターの下、テーブルの上部に設置されているのがちょっと使い勝手が悪いかも。手荷物の収納スペースもあるし、窓際だと隔壁とブースの間に靴とかも入れることも出来るので、このタイプに搭乗する時は窓際がお勧めかもしれません。ただし、今回の席がエンジンの近くだったので、そのうるささには一寸ビックリしました。これまで、比較的静かな機体であったり通路側の席であったりしたから感じなかったのかもしれませんが、えっB777ってこんなに五月蠅いんだと戸惑うくらい。
シートは快適だったんですが、残念なのがアメニティポーチが無くなってしまったこと。以前は、小さな巾着みたいな袋に入っていたのに、今回はかごに入った歯ブラシとか耳栓を貰う形に変更。各社のポーチが小物とか入れるのに便利なので重宝していたのですが...
さて、今回期待していたのが食事。ANAだし成田発だしということで「和食」を選択。確かに、見た目も綺麗に作ってあるし、バラエティーも豊富で日系の会社らしいけれど、如何せん味付けが妙に濃かったり甘みが強かったりで、これは残念でした。横の外人さんは、器用にお箸を使って美味しそうに食べていたけれど、味について言うと、最初に出された洋風のアミューズも、妙にチーズがしょっぱかったり、オイルサーディンみたいなものが生臭くて駄目でした。全体的に、見た目は凄く良いんだけど食べてみたら... と言う感じでした。まぁ、某社の「和食膳」よりはかなりましだけど。
あと、飲み物で「ジンリッキー(Gin Rickey)」をオーダーしたら、暫くしてCAさんが「申し訳ありませんが、レシピが分からなくて...」と言われたときにはビックリ。結構スタンダードなカクテルだと思っているのですが。昔UAで頼んだときには、直ぐに作ってくれたけれど。その後、本当は、途中のラーメンとかカレーとかも試してみたかったんですが、アルコールの酔いとどうもお腹も空かず、そのまま到着2時間前位までぐっすり寝てしまいました。機内の電気がついて「ラストオーダーになりますが」なんて言われたけれど、食欲も無いのでフルーツのプレートだけもらってリフレッシュメントは終わり。もう少し、いろいろ食事を楽しみたかったという思いは、復路で叶えることにします。(続く...)
0 件のコメント:
コメントを投稿