2011年5月2日

HND-SIN-NRT (13) - 羽田深夜便のメリット

さて、旅行記は一応終わったんですが、今回羽田発の深夜便を利用して感じるところがあったので、雑記帳代わりにまとめを最後に。

まず空港アクセスですけど、これは圧倒的に便利ですね。会社が横浜なので、今回は横浜駅から京急を使っていきましたが、京急蒲田での乗換を除けば特に問題は無し。YCATからは、リムジンバスも出ているようですけど、途中の交通渋滞で時間が読めないので、個人的にはちょっとという感じ。最も、深夜便を利用する場合で夕方とか夜も早い時刻に乗るなら問題無いでしょうけど。京急の中には、いかにもこれから出発という結構大きなスーツケースやキャリーバッグを持った乗客も多く見かけましたが、雰囲気的には京成成田線の特急みたいでちょっと笑ってしまいました。

ちょっと戸惑ったのが、京急を下りて国際戦ターミナルの出発フロアーへの移動。どうしても、羽田国際戦ターミナル開始時のニュース映像が頭にあって、改札を抜けたら目の前にチェックインカウンターが並んでいる、というイメージで行ったものだから、初めて京急の羽田国際戦ターミナル駅で下りたときには「えっ?」という感じで戸惑いました。前の人に付いていって、エレベーターで上がるんですが、これも最初から知っていないと戸惑いそう。モノレールの駅なんですよね、改札を出て目の前がチェックインカウンターというのは。

期待していた羽田空港新国際戦ターミナルなんですが、がっかりしたのが食堂等の設備。自分が入ったのが、まだ深夜便の乗客が集まり始める前だったけれど、もう少し広くて色々あるかなと期待していたんですが、セントレアよりもちょっと広いかなという感じ。最も、国際線の便数を考えれば仕方ないのかもしれませんけど。セントレアもそうですけど、もう少し店舗間の余裕というかスペースがあると良いんだけど。真ん中は空いているけれど、両翼の店舗が集まっている場所がちょっとごちゃごちゃしていて、個人的にはもっと人が増えてきて混雑するならあまり入りたくない気分。

で、肝心の深夜便なんですが、仕事帰りにそのまま出発出来るのは確かに便利。これまでも、例えば成田発の遅い便を利用しようと思うと、会社をお昼過ぎくらいに出ないと厳しかったわけですが、多少の残業をしてからでも十分用あるのは魅力です。ただ、フライト中に十分に睡眠とか休息できないと、早朝に現地に到着するような今回の場合は厳しいですね。例えば、シンガポールでトランジットして別の場所にさらに移動するなら、早朝到着はメリットになるけれど、それでも済州到着地に付いたときにはボロボロになっていそう。そういう意味では、羽田を深夜に出て夕方USの西海岸に到着して、そのままホテルにチェックインというのは身体に関しては楽なパターンかもしれません。でも、ANAのフライトでLAXに行くと、その日の比較的早い夜に到着できそうな場所は限定されるので、自由度と言う意味ではちょっと不便なんですが。もう少しルールが緩和されて、せめて22:00位に羽田出発が出来れば、西海岸に午後多く、東海岸でも夜もそれ程遅くない時間帯に到着できるので魅力が出るんですけどね。

「また利用してみるか」と言われると、正直ちょっと微妙なところ。まだ深夜便の到着地が少ないと言うこともありますが、やはり全体を見たときの利便性について、成田を利用した場合とそれ程大きな違いが感じられないから。ただ、今回のHND-SIN-NRTのようなオープンジョーを上手く利用すると、スケジュール組み立てに幅が出来て良いかもしれませんね。特に、出発は深夜とか早朝便で会社帰りを利用して、帰国は便数の多い成田を上手く利用するとか。実際に行くかどうかは別にして、頭の体操もかねていろいろとルート決めするのは楽しそう。実際に、今思っているのはANAのHND-HNL共同運航便を利用してUSに渡っていくのは良いかもと思っています。羽田を深夜に出て、ホノルルにお昼に着くので、2時間くらいの待ち合わせでUAなら本土行きに接続できるし。

いずれにしても、会社から一時間も使わないで空港に到着できて、そこからある程度のディスティネーションに出られるのはやはり便利。成田の利便性ももっと進めて欲しいけれど、羽田についてもフライトスケジュールの拡充をもっと進めて欲しいと思います。()

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