2010年10月2日

NRT-SIN (12) - 帰国

さて、一夜明けて帰国日。今回、早朝の7:10発に少しでも楽が出来るようにということで、空港直結のホテルにしたんですが、結局貧乏性なのか、朝の4:00頃にはもう目が覚めてしまい、シャワーを浴びて荷造りもすると、もう5時前なのに手持ちぶさた。そこで、早々にチェックアウトすることに。今回ポイント宿泊なので、実質無料なんですが、滞在中に使用したインターネット代(+税金)と、最後の夜に使ったホテルバーの代金は、フロントで精算。そのまま、荷物を担いで空港のターミナル3に入っています。

UA用のカウンターに並んだら、警備のおじさんに「1Kか?」と聞かれて、そうだと返事すると、「1Kは6番のカウンターにいけ」と真ん中あたりを指さされます。なるほど、こちらはに見慣れた赤い絨毯もあります。すでにオンラインでチェックインしているし、預ける手荷物も無いので、やけに朝からハイテンションの女性スタッフにボーディングパスだけ印刷してもらいました。実は前日KIOSKを探しに来たんですが、SQ以外は使えないような雰囲気だったので。この後、搭乗ゲートの場所を「出国審査場を出たら右に行け」と言われ「ラウンジは、出国審査場を出たら左に行け」と言われて... 合わせろよ、と。そんなわけで、まだ少し時間があったので一休みしにラウンジに行ったんですが、これが満員。やっと隅に空いている席を見つけて、ワイヤレスが分からなかったので、多分SQのシルバークリスラウンジから漏れているだろう野良電波を捕まえてメールチェックとかして時間を潰しました。
シンガポールはゲート直前にセキュリティチェックがあるというので、早めにラウンジを出発。途中「広いな」と思いながら写真を取りながら歩いていたんですが、なかなか搭乗ゲートのB6が見つからない。やっとガイドが見えたら、「徒歩約15分」とか書いてあるし。

ちょっと焦りながら早歩きで移動することに...
焦ってゲートに着きましたが、1Kで優先レーンを使えるので待ち時間0で通過。で中に入ると、待合室の入り口でボーディングパスをチェックしちゃうんですね。すでに搭乗口前には列が出来ていたけれど、こっちはなんのチェックも無し。良いんだろうか、知らん顔してそのまま「GSです」とか言って入れそうなんだけど...

ここでも待っている人は少なかったんですが、結局最後は満席。やはり、乗り継ぎで使う人が多いんでしょうかね。ドアクローズするときも、「乗り継ぎのお客様3名を待っています」というようなアナウンスがあったし。
出発を待つ成田行きのUA804(B777)。便名だと、成田経由でIAD行きになるんですが(成田でシップチェンジ)、機材はLAX行きになるらしい。

中に入ると、出発準備をしているクルーは、来たときと同じメンバー。なるほど、一日おいて戻るんですね。座るキャビンクラスは違いますが、来たときはファーストクラスの一番後ろの席で、帰りはビジネスの一番前の席なので、それ程違いは感じない(笑)。

ほぼ定刻通りに出発。帰りはちょっとだけ飛行時間が長いんですが、時差がほぼ無い状態なので帰りは寝ないことに決めていました。でも、朝からシャンパンやら白ワインとか飲んで、軽くよっぱー状態で6時間半のフライトを過ごしました。

途中、トレイ待ちをしていたら、通りかかったCAが「前(ファースト)が空いているからそっちを使って」というので「いいの?」「良いわよ」とお言葉に甘えることに。で、歩き出したら「あら、あなた、来るときに乗ってたでしょ」「え、覚えてるの?(こっちはとっくに気がついていた)」「勿論」とやや疑問だけど、まぁそういう会話は悪い気はしないですよね。

心配だったのは、日本の天気でして、この日は九周から東日本まで大雨という予報。案の定、成田に到着するときにちょっと揺れたけれど、そんなに雨も強くなくてホッと一息。帰りのNEXとか新幹線が心配で直ぐに調べましたが、特に遅れとかは出ていない様子。実際、特にトラブルもなく無事に帰宅できました。

初めてのシンガポールで、しかも短い滞在でしたけど、それ程不安もなく、気に入りました。第一、事実上時差が無いのが楽だし嬉しい。難点は、UAを使う限り出発と帰国がかなり限定されることくらいでしょうかね。ただ、マイル稼ぎもかねて、週末ちょっと出かけるのには良さそう。また今度も出かけてみようという気になりました。()

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