2010年9月9日

NRT-ORD-NYC (12) - N.Y. Day 2 - WTC

Seaportを出て、そのまままっすぐ進むと、直ぐにオフィス街のようなごちゃごちゃした場所に入ります。観光客とオフィスで働く人に、道路工事もあちこちでやっているので大変。

そんなごちゃごちゃした町並みが急に開けると、こんな光景が。後で調べたら、多分St. Paul's Chapelだと思うんですが、ここには9.11の犠牲者の方が眠っているんですよね...

この横を過ぎると左側に黒いモノリスのようなビルが。おぉ、ここが"Millenium Hilton"と感心した先に、大きな工事現場が見えてきました。
この場所のよく見る写真は、もう少し高い位置から俯瞰した構図なので、地上部分から見ると、工事現場を囲っている防御壁が見えるだけで、中の工事の様子までは分かりません。が、この暑い中そこら中から重機のエンジン音や、鉄骨を接続しているのか、叩くような音とか、まぁ周りで仕事をしている人たちは大変だろうな、という雰囲気。

9.11については、いろいろな意見はあるけれど、私はちょうど仕事から戻ってきて、CNNを見ながら着替えていたときに、ちょうど最初の飛行機がビルに突入して現場から放送している時だったんですよね。そのときには、何か遊覧飛行か何かの飛行機がぶつかったのか位の思いでTVを見てたんですが、次の瞬間、2機目の飛行機がビルに突入する瞬間を、CNN経由で目撃。そのときには、もうなんて言ったらいいのか、分からない瞬間でしたね。
 結局その後もずっとCNNを点けっぱなしで見ていて、さらにいろいろな事件がレポートされはじめ、その頃は「テロ」なんていう言葉がこれほど日常で使われることはなかったので、何が起こっているのか分からないというのが正直なところ。

やっと分かってきたのは、このWTCだけでなく、ペンタゴンにも飛行機が突入したり、連絡の取れない飛行機が後何機かあるということで、大騒ぎになるんですが...

軽はずみなことは言いたくないし、偉そうなことをいえる立場ではないけれど、あの時にTVを通してみた映像がずっと頭から消えなかったのが、ここに来てその現場を見て、ちょっと落ち着いたかなという気分。というか、自分なりに何かけじめというか、折り合いを付けたかったんだろうと思います。
ちょうどビルの陰でもあって、暑さもしのげる場所だったので、しばらく意味もなくWTCの工事現場を眺めていました。新しい"1WTC"が完成したら、もう一度来てみようかなとフト思いました。

さて、次の場所に移動しようかとふと振り返ると、横には最近話題の洋服屋さん、"Century 21"がこんなところに。安売りのお店だけど、UNIQLOじゃないですよね。ブランド品を安売りしているお店だから。

でも、私、どうしてもケイン・コスギがCMしている、不動産屋さんの方が先に思い浮かぶんですが...

この時点で、13:00過ぎだったかな。結構気温も高くて、バテ気味だったので、熱中症にならない内に一度ホテルに戻ろうか、あるいはこのまま次の目的地に行くか、ここでまた悩みます。何せ、次の目的地は少なくとも30分はこの炎天下の元歩かなきゃ行けない場所ですから。(続く...)

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