2010年5月18日

KIX-BOS-DEN-SEA-KIX (21) - Mariners vs Angels (1)

今回の旅行出発前、事前にそれぞれの場所の天気予報を調べたんですが、Bostonは天気が良さそうだったのに、Denver、Seattleは雨模様か曇り空で低温という予報。実際は、移動日にはちょっと小雨の時もありましたが、殆どが快晴の好天気。気温もそこそこ暖かくて、そういう意味では良い意味で天気には裏切られました。MLB観戦日も、絶好のスポーツ日和。念のため、厚手の上着とか雨よけのシートとかも持参しましたが、そういう荷物は全部部屋に残して出発です。

10時頃にホテルをでて、ちょっと淡い期待を抱きつつPublic Marketにある、STARBUCKSの1号店でコーヒーを買おうかと行ってみたんですが... すでに満員状態で、結局前回に続いて諦めました。まぁ、Seattleでも一番の観光地だから仕方ないけれど、日曜日の朝から人出も凄いです。

来た道をぶらぶらと引き返して、ホテル手前を左に折れると、Westlakeの地下駅へ。ここで、Light Link Railの往復切符を購入して、Safeco Fieldに向かいます。地下駅の中には、こんな感じのタイル画があるんですが、どう見ても日本のマンガ風というかコラージュ風というか。真ん中右部分にある白い物体は、どう見てもちょっと懐かしい形の電気炊飯器だし(笑)。

ちょっと調べてみると、こちらで活躍されている日系二世のRoger Shimomura氏の作品みたいですね。それ以外にも、沢山の作家の作品がありますが、こういうところは何となく西海岸っぽい感じです。

反対側の壁にも別の作家さんの作品があったりして、そんなPublic Artsを見ている内にLink Light Railがやって来ました。Safeco Fieldへ移動です。
 地下トンネルを暫く進み、China Town(International District)で地上に出ると、その次が"Stadium"駅。もうちょっと綺麗な場所かと思ったら、何となく工場地帯の中の駅でちょっと以外。もっとも、このSafeco Fieldにしても、その横にあるQwest Fieldにしても、工場地帯の再開発で作られたような施設ですしね。

駅からスタジアム方向に向けて、高速道路の下をくぐって向かいます。
Safeco Fieldの背後、バックスクリーン方向からスタジアムに近づく形になるので、日頃は見られないSafeco Fieldの屋根快晴装置がよく見えます。屋根は、鉄骨で組まれた頑丈そうな物で、それが大きな台車の上に乗っており、その台車がかなり高い位置にあるレール(ガイド)の上を移動することで、フィールド上に屋根が移動するような仕組みなっています。Safeco Fieldの直ぐ裏側には、Amtrakの線路が走っていて、テレビで中継している時にも列車の汽笛が良く聞こえますが、この開閉式の屋根、このようにオープンされた状態だと完全にその線路の上にせり出してきています。

それだのスペースがあればこそ、こういう大がかりな仕掛けも可能なんでしょうね。確かに仕掛けは大仕掛けだけど、水平に前後に移動させるだけだから、構造的には単純だし。いかにも、アメリカっぽいなという印象です。
前回は、このあたりには来なかったので気がつきませんでしたが、イチローが2004年に年間258安打のMLB新記録(それまでは、eorge Sislerの257安打)を達成した時の写真。最終的に262安打まで記録を伸ばしてシーズン終了しますが、やっぱり偉大な選手です。

Link Light Railやパスで到着するファンの目には触れるんだろうけど、場所的にはバックスクリーンの下あたりでちょっと寂しい場所。出来れば、メインスタンド下あたりの目立つ場所に移動して欲しいところですが...
何はともあれ、チケットを入手しないといけません。Will-Callの窓口に寄り、Ticketmasterで購入している今日のチケットを受け取ります。今回は、バックネット裏、ホームベースのほぼ真後ろで、少し後ろ側の席ですが、視線の位置が少し高くなって逆に良いかも。これが正価のUS$60(+手数料など約US$10)で購入出来るわけですから良い時代です。

まだゲートも開いていないので、MarinersのOfficial Shopに入ってお土産物を探しながら時間つぶし。ちょっと悲しかったのが、"Clearance"のコーナーに、昨年で退団・阪神に移籍した城島選手のグッズが大量に並んでいたこと。まぁ、仕方ないけれど日本人としてはちょっと寂しいですね。

そうこうしているうちにゲートも開き、続々と入場していくので、私も早めに中に入ってお昼を食べることにしました。(続く...)

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