2026年2月2日

新海の宝物

清水港から出港して、南鳥島近海で深海6000mからのレアアース泥の試掘をしていた「ちきゅう」が、その試掘に成功したという一報。今回は深海6000mから実際にレアアース泥を改修できるかという実証実験で、まだまだ最初の一方の更に一歩手前くらいの感じ。幾ら何百年分ものレアアースが眠っているとは言っても、採算度外視での発掘は出来ない訳で、まだまだ課題は多いと言えそう。

素人的発想だと、海底油田発掘のような海上プラットフォームを建設して、今回のように海底からレアアース泥を改修したら、有る程度の濃度までレアアース成分を濃縮できるような作業設備も海上プラットフォームには必要かも。そこで、かなり純度を高めた「レアアース」を国内なりアメリカなりへ輸送して、そこで個別のレアアースへと分類するような仕組みでビジネス的に成立するかがこれから評価されるんでしょうね。

南鳥島に精製設備を作るという話も、今回の出航前に出ていたけれど、電気とか見ずとかちゃんと手当てできるんだろうか。現在は防衛省や国交省の駐在施設があるだけなので、港も含めてかなりの大改造が必要そう。なんと言っても、本土(東京都)から1,950kmも離れているわけで、資材輸送だけでも大変そう。ある意味太平洋の西の孤島みたいな位置ですからね。

「ちきゅう」は今月初めに戻り、来年2月の本格的な試掘に備えて色々評価作業が始まると思うけれど、多少のコスト高はあっても優良なレアアース確保の目処が付けば良いなと思います。なんと言っても、今回の中国の禁輸以外にも、今後レアアースを利用した技術革新はまだまだ進むだろうし、いざという的に日本独自の調達方法があるのは、潜在的に大きな優位性に繋がると思うし。ある意味、産油国が油田をビジネスの武器にしているように、この深海レアアースも重要な決めてになって欲しい。資源小国日本が手にした、数少ない「資源」でもあるわけですから。

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