個人的には、突発的というか余りに唐突に発生した、米国によるベネズエラ攻撃とマドゥロ大統領の拘束は、当初首都のカラカスに侵攻するヘリコプター部隊や火炎が何個も落下する光景を見ても、本当にし現実感が沸かない状態でした。
その後前後の情報等を自分なりに調べてみると、同国からの麻薬や違法薬物の米国への流入や、南米における反米主義の中心国として以前から対立していた様子が理解出来ます。少し前には、夜間監視カメラの映像で麻薬密輸船と思われる船舶が攻撃される映像も流れたけれど、あの頃から米国はプレッシャーを与えていて、その最後の行動が今回のベネズエラ侵攻だったんだろうと何となく理解出来ます。
ここで問題は、確かに両国間の間にはいろいろと摩擦はあっただろうけど、多分宣戦布告もせずに息なり主権国家の内部に武力侵攻して、あまつさえ最高責任者の大統領夫妻を誘拐するような行為が正当化されるような背景はあるのだろうかという事。米国は、以前から似たような武力解決をしているので、決して今回が初めてでは無いのだけれど、だから取ってまた米国から観てそれ相応の理由はあるのだとしても、やはり国際法的には許されない行為であるというのが一般的な理解なのでは。ただ、似たような事は米国だけでは無く、ロシアのウクライナ侵攻だって自分的には同じ様に見えるし、中国だって周辺国に対してそういう圧力をかけているわけで、その辺りが一番微妙な状況なんだろうなぁ。
イギリスやフランスやドイツなどの欧州各国は、控えめな賛成みたいな発言をしているけれど、やはり国際法的に許されない行為に関しては批判の声も多い気がします。日本の高市総理の発言は、米国の行為には触れずにベネズエラの一刻も早い民主化を望むという、ちょっと視点をずらした内容で、これはあえてそういう発言で米国に対して賛成も反対もしないけれど、当事国のベネズエラを中心に沿えることで注目していることは強調している、ある意味上手い言い方だと感じしまた。日本としては、その襲撃直前まで中国からの特使もベネズエラに居るというな状居でも、こういう行為に出た米国の、台湾有事の時の行動にますます難しい対応が求められるようになれば、それで台湾有事のリスクが少しでも減れば幸運なのかもしれない。でも、これを免罪符に中国やロシアが自分達の行為を正当化する可能性もあるわけで、ますます世界はチキンレースの様相を見せてきた気がします。
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