この猛暑なのに今年は「電力が足りない」の声がない。
— 桑満おさむ (@kuwamitsuosamu) August 6, 2025
それは企業の粘り強い供給努力と、国民一人ひとりの積み重ねがあったから、良い方向・前向きに考えていいのでは。
「静かなニュースの裏に、静かな努力あり」なんでしょうね。https://t.co/a2PFXnOmZW pic.twitter.com/wsNdW9HF5m
ネットで見つけた、鋭い指摘。そう言えば春頃に「今年の夏は使用制限を要請しない」みたいな話が出ていて、「今年も酷暑が予想されるのに大丈夫かな」と思いましたが、予想以上の猛暑酷暑の中、確かに電力供給逼迫の声は全く聞こえてきませんね。
勿論、この状態であっても、何処かの発電所がトラブルで停止するとか、急に需用が高騰するような場合も想定されるわけで、「安心」してはいけないと思うけれど、96~97%位ではなく、90~92%位で推移しているのは、やっぱり電力供給会社の努力の賜なんだろうなぁ。本当に頭が下がります。しかも、単に必要量発電すれば良いわけでは無く、この猛暑で太陽光発電もフル稼働になっていて、その供給コントロールにも難しい状況が続いていると思うですが、そう言う事も含めてこの酷暑の夏を上手く管理して運用している事には賞賛したい気持ちですね。
もう多くの人は忘れているのかもしれないけれど、あの東日本大震災後の「ブラックアウト」を経験していると、よくぞここまで持ち直したなと感じます。しかも、頼りの原子力発電はまだ半分位は稼働停止状態だし、不安定な太陽光発電はどんどん増えて行き、供給コントロールをしないといけないような状況だし、再生可能エネルギーのFIT(再生エネルギー賦課金)なんて、今では月1,000円を超えているのは、どうしても納得出来ない。最近では、自然を壊してまでも大規模な太陽光発電を作るような話を幾つも聞くようになり、本末転倒になっていないか確認したいところ。
水が足りない、米が足りない、人手が足りない等、足りない物の方が多い時代で、電気に関しては人間がコントロールできる資源な訳で、そう言う意味ではもっと活用利用するべきだと思うけど、なんか変な理屈を付けてわざわざ手間が掛かるような非効率な方法が優先されて、自ら柵を作っているのは納得いかない。足りない時にはいろいろ騒ぐけれど、足りている時にはその事を強調もしないし、ましてや「何故足りているのか」なんていう理由・原因なんて考えないからなぁ。これが仕事なんかの場合には、成功した時にはその理由・原因を探して何とかマネして同じ様なご利益を得ようとするけれど、失敗したときにはそんなことをやらずに早く忘れようとする反対の状況が。結局自分が得をするのか、損するのかということで、事象事象の判断も反転してくるんですよね。まだ夏の暑さは続きそうだけれど、何とか乗り切って欲しいですね。
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