航空券購入時にはよくお世話になる「株主優待券」。この株主優待券があると、通常価格の運賃の半分位の価格で航空券が購入出来るお得な「金券」。元々は、航空会社の株主への特典として、持ち株数に応じて提供されるものですが、それが市場に流れてきていて金券ショップで誰でも購入して利用出来るもの。金券ショップでの購入価格には、結構シーズンだとかその時の状況で上下しますが、以前「安い」と感じた時は大体1,500円位ですが、3,000円位に上がったときも。それが現時点では、金券ショップだと今月一杯有効期限の所謂「旧券」が400円 、11月末期限の「新券」が700円位の相場で、フリマだとさらに安くなっている場合も。以前も、1,000円を切るときがありましたが、ここまで下がるのは私は初めての経験です。
ただ最近の株主優待割引チケットの料金を見ていると、ノーマル料金の半分位という設定は変わらないけれど、そのノーマル運賃(定価)が上がっているので、どうも以前ほどのメリットを感じられない。割引価格やキャンペーンの運賃設定は、その株主優待価格よりもさらに半額くらいに成ったりするので、そちらの方がお得だという事もありますし。
私はプレミアムクラス利用が殆どなので、「プレミアム株主優待割引」のチケットを以前はよく利用していましたが、プレミアムクラスの一番割引される、搭乗日の28日前まで購入可能な料金の「スーパーバリュープレミアム28」は、現在株主優待価格の6割位で購入可能。競争が激しいので、必ずしも自分の希望するフライトが予約できるとは限らないし、予約変更が出来ない等制限も多いのですが、価格差が大きいのでそちらの方にメリットを感じてしまいます。それに、シート数の設定として、スーパーバリュープレミアム28とプレミアム株主優待割引は同じなので、結局はどちらを買うか比較するまでもない気がしますね。
記事にも書かれているように、株主優待割引チケットには予約変更が出来るなど、ノーマルチケット相当の融通性もあって、使いやすさの面ではこちらを利用したいところ。でも、やはりここまで価格差が広がってしまうと、それよりは価格のメリットをつい見てしまいがちですよね。実は、昨年は結構株主優待チケットを利用していましたが、今年は年初から価格設定が高かったこともあって、これまで一度も利用していません。もしかしたら今年は利用せずに1年終わってしまうかも。ANAさんも、もう少し株主優待チケットの料金設定を考えてくれると嬉しいけれど、以前のようにスーパーバリュー並みには戻らないだろうなぁ...
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