お米の品質管理が適正に行われていないとカビが生えやすく有毒という解説。転売ヤーなどから買わないことが第一。/「流通の目詰まり」から放出された「お米の汚染」には要注意(石田雅彦) https://t.co/1s7YEwklcc
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) March 6, 2025
佐々木俊尚氏の引用記事から、今問題になっている「闇米」の様々なリスクに関しての記事。私の自宅も昔は米作りをしていて、子供の頃はそれこそ、田興し、田植え、草取り、稲刈り、ハゼ掛け、脱穀と一通りの経験があるから多少なりともお米に関しての知識がありますが、お米は沢山作っても保存するのが大変なんですよね。
記事にも書かれているように、精米してしまうとお米の劣化速度は一気に上がり、かなり慎重に保存しないと、カビ毒やコクゾウムシなどの被害が直ぐに発生して大変。以前自宅では、精米したお米の保存用に、檜の米びつ(引き出しで一合ずつ出せる仕組み付)を使っていましたが、それでも虫が沸いたりちょっと油断するとカビが出たりみたいなことがありましたからね。今はまだ冬の時期で気温も低いのでまだ何とかなる場合も有るだろうけど、これからあたたくなってきたり夏の時期になると、もう冷蔵庫の野菜室当たりに保存しないと安心出来ないんじゃないだろうか。
スーパーとか米穀店などちゃんとしたお店で購入する分には、価格は別にして信頼出来る品質であることは確か。一方で価格だけで選択して、オンラインとかで聞いたことの無いような業者や個人から購入する場合は、そのお米の素性を疑わないと危ないですよね。一般的に、農家とかと直接取引しているならばまだしも、普通はJAとかスーパーとか専門業者とか、お米の流通の殆どは限定されているわけで、それ以外の第三者が参入出来る余裕はないはずですから。今回の価格高騰には、異業種や個人での投機目的の参入も多いという話も聞きますが、そういう所から出てきたお米が信用できないことは確実。「闇バイト」ならぬ、そう言う「闇米」を排除して、彼らが二度とそう言う事に手を出さないように痛い経験をさせることも、今は重要かも。
先日イオンスーパーへ言って、ちょっとお米コーナーの様子を見てきましたが、一週間前はまだ3000円の前半位の5kg袋もあったんですが、今回は安い物でも4000円台、大体4200円~という状況で、お米の値上がりを実感しました。JAのファーマーズマーケットにも時々行って野菜と買っているんですが、こちらでのお米販売も4000円前後なので、今在庫にある物はそれ位なのかな、それとも市場価格が下がらない・下げないために、その辺りの価格を維持しているのか。勿論安いことに異論はないのだけれど、以前の価格ではお米農家の経営が成り立たないとも言われているわけで、となるとお米にしても物価上昇にあわせた価格アップは仕方ないのかも。まぁ、そこに至るには、減反政策とかも影響しているだろうし、少し前まではお米離れも言われていたわけで、供給量自体が減ってきているのに、急に「米不足」と言われて心理的に価格高騰を招いている、ある意味自業自得みたいなところもある気がします。生産量が減ればコストもアップするわけですからね。単にお米の価格だけを言うのでは無く、本当にある意味無駄を承知でもお米生産を以前のように維持するのか、その辺りも今回の経験からの教訓と言えるのでは。
0 件のコメント:
コメントを投稿