2025年2月11日

Super Bowl LIV

昨日開催されたSuper Bowl LIV (59th)。2年前の再戦となった今回のChiefs vs Eaglesの対戦。前回は試合終了8秒前に、ChiefesがFiled Boalを決めて38-35で逃げ切った劇的な試合。今回も接戦が予想されたけれど、序盤からEaglesが好守ともにChiefsをリードして、40-22で勝利して、2年前の雪辱を果たすとともに、2017シーズン(52nd)以来2回目のSuper Bowl Championに。最終スコアは40-22だけれど、前半で24-0と大量リードで折返し、3Q終了までは34-6と圧倒。4Q終盤にChiefsは2TDを上げてTFPでも2点コンバージョンを成功させて、40-22と追い上げるけれど、あれはEagles側が時間消費のためにわざとプレーをさせた雰囲気もありましたね。

今回思いのほかChiefsのQB#15Mahomesパフォーマンスが悪い気がしたけれど、試合序盤にハードタックルを受けて、頭をグランドにぶつけたシーンがあったんですが、の時に脳震盪を起こしていたんじゃ無いかと言う解説もあり、それも納得。ただ、その前のプレー等を見ても、いつもの切れ味が無かったような気もします。いずれにしても、雪辱に燃えて準備に準備を重ねたEaglesが、存分に実力を発揮できたということだと思います。まさに、準備のスポーツのアメフトと言えるのでは。

これまでSuper Bowl連覇をしたチームは幾つかあるんですが、今回のChiefsが狙っていた三連覇のチームはまだ無い。NFLは、特定のチームに戦力が集中しないように、ドラフトとか色々ルールを設定して、各チームの実力を出来るだけ揃えて実力伯仲の試合が増えることで、ファンを離れさせない・新規ファンを獲得するというのが、たしか組織として目標であったと思うんですが、やはり三連覇が難しいというのもその結果の現れだと思いますね。広いアメリカと言えども、NFC/AFCそれぞれ4チーム×4ディビジョン=16チーム、合計32チームが参加していますから、毎年西絵画院のチーム同士とか偏りがあっては国内の人気も高まりませんからね。

この試合でアメリカのフットボールシーズンは完全に終了して、次は6月だったかな、ドラフトがあり、7月位からチーム練習が始まり、8月にはプレシーズンゲームが始まるまで、暫くは完全にお休み状態。その代わり、それ以外のスポーツが補完するようなシーズン制が徹底しているから、スポーツ好きが飽きることは無いと言うのは羨ましい。日本も、そう言うシーズン制を導入したらという意見も昔から有るけれど、日本の場合はこれまでの経緯を見ると余り受け入れられていない状況。他のスポーツは分からないけれど、日本のアメフト(Xリーグ)は、春は東西のトーナメント戦があり、秋はリーグ戦があるけれど、もう少し連続性のある、通年開催とは言わないけれど、例えば春に2~3試合を開催して、その結果で秋のリーグ戦の所属ブロックが決まるとか(今は前年のリーグ戦結果)、ホームチームとしてのアドバンテージが増えるとか、もっと色々な意味で露出度を増やすことを考えた方がいいと思います。フラッグフットボールを含めるとか、色々アイデアはあると思うし、私は練習参加とかもっとチーム活動へファンとか一般観客を巻き込んだ方が良いと思うけどなぁ。チーム練習を見学しつつ、体作りとか体力作りをチームトレーナーが指導するとか、高校、大学チームの選手やコーチには、積極的に練習見学やクリニックみたいな事を開催していくとか。今の時代だと、映像や動画配信もどんどん出していくべきだと思う。まぁ、毎年のことだけれど、Super Bowlのもの上がりと国内のアメフトの盛り上がりの差をいつも感じてオフシーズンに入る繰り返しは、そろそろ何とかして欲しい気もします。 

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