2025年2月7日

注意残余

佐々木俊尚氏が紹介している「注意残余」の話。電話が一番の原因とは思うけれど、私はショートメッセージツールによるインタラプトも同様の理由から嫌いで、仕事でも実は無視しています(マテ)。 

仕事のツールとして電話が主流の時代が、電子メールに取って代わられ、それが最近ではショートメッセージツールに入れ替わっています。ショートメッセージツールは、確かに簡便で次ぐに相手に連絡が作り鞭声はあるけれど、その強襲性は電話同様問答無用にその時に実行している仕事を中断して対応を要求するもので、個人的に派非常に不愉快に感じています。特に不満感じるのは、ショートメッセージ故に情報量が全く不足している依頼を投げてきて、それで相手側はこちらが了承して自分の要求がそのまま進められるという「美しい(迷惑な)誤解」をいつもしていること。私は仕事柄時間帯によって、中国、アジア圏、欧州、米国とメールやショートメッセージが来るんですが、特に中華・アジア圏の人間はこのショートメッセージが性に合っているのか、もう内容や此方の都合関係無く無節操に送ってくる時期があり、それで頭に来て以降はこちらではOFFにすることに。OFFにしていても、メンションされたものは一応その旨ポップアップなどで分かるので、それが出たら時間のある時に確認すれば、殆どの場合はそれで問題無く対応出来る。で、そう言う内容に限って「緊急」「即対応お願いします」「急いでいます」みたいな枕詞が、件名とか本文に散りばめられているんですよね。

電話の場合も、そこで中断されて相手の依頼を受ける場合でも、その場で「出来る・出来ない」とか「見込み」とか話をして一区切り付ける事が出来るから、まだ少しはマシだと思います。ショートメッセージの場合は、相手から唐突に不完全なメッセージが送られてきて、此方で確認のメッセージを送っても逆に相手からなかなか反応が無い場合も有ったりするので、電話でのケースよりも時間も掛かるし手間も掛かるし、そう言う意味ではそれまで実行していた作業中断される割合は、ショートメッセージの方が大きい気がします。まぁ、その辺りはその人の好みの問題もあると思うけれど、自分の場合はもう30年以上前にこの手のツールが登場してきた頃から「性に合わないなぁ」と感じていたので、多分DNAレベルで相性が悪いと思います(笑)。

少しSF的な話になってしまいますが、やはりAIを利用したコンシェルジェAジョンとみたいな機能が欲しいですよね。それで、電話対応とかショートメッセージ対応等任せたいし、メール処理だって今の迷惑メール振り分け程度以上に、優先順位別に振り分けるだけで無く、内容の要約をして必要な物だけ順次知らせるとかというのは、そんなに遠くない将来に実現しそう。それとともに、仕事をしている自分監視用AIみたいなものも並べて設置して、仕事の様子をモニターしつつ、集中しているときには出来るだけ外部ノイズを遮蔽して没頭できるように配慮しつつ、その集中力が切れたときには優先度の高い連絡事項をさりげなく伝えたら、それこそ仕事に集中しすぎの場合にはあえて警告を出すとか(車の長時間運転警告みたいな感じで)、そういう二重のモニターシステムがあれば欲しいなぁ。どこかから出てこないだろうか(他力本願)。

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