2024年4月29日

知らないでは済まされない

乗り物ニュースの記事から、例年以上に混雑が予想されるG.W.の空港通過テクニック。G.W.、これからの夏休みシーズン、さらには年末年始とか秋のシルバーウィークに春休みシーズンとか、年に何回かある混雑シーズン。私もそういう時期に空港を利用して、保安検査場とか搭乗口で慣れていない人が増えて停滞してイライラすることが正直少なくないですね。

保安検査場で多い事例は幾つかあって、

  • 踝まで隠れる靴は脱がないといけないのに、それに抵抗する人
  • 飲みかけのペットボトルやカップを以て通過しようとする人
  • 鞄さえ預ければOKと重いX線検査ゲートを通過する度にアラートが鳴る人
    • 1回目: 腕時計を外す
    • 2回目: ネックレスを外す
    • 3回目: ポケットから鍵束をだす
    • 4回目: 反対がポケットから小銭を出す
    • 5回目: ズボン後ろポケットからスマホを取り出す
    • 6回目: やっと通過。でも、自分が悪いのに係員に文句言ってるし...
  • 鞄を預けても、中にパソコンやタブレットやペットボトルが入っていて、通過後の確認に時間が掛かる人
  • 本来は、機内持ち込み手荷物は実質二つ(小型の手荷物と、パソコンケース・日用品などを入れたバッグ) なのに、幾つもバッグを持ち込む人。しかも、一つ一つのサイズが大きい。
  • コートや上着を着たまま通過しようとする人
まぁ、これでもかというくらい色々なケースがあって待たされました。

ゲート前だと、搭乗券では無く保安検査場の黄色の確認用紙をゲートのセンサーに当てて通過しようとする人が、まだ結構多い気がします。あれって、廃止するんじゃ無かったかな。後は、先日もちょっと書いたけれど、QRコードをスマホで表示して通過しようとするときに、その当て方によって全然認識しない場合も。総じて、スマホ画面とセンサーのガラスパネルの間を開けすぎている気がします。あのガラス面にQRコードがつくことを想定して内部からスキャンするわけですから、本来はベタ付けしても良いはずなんですよね。

そのQRコードの場合、事前改札などで優先搭乗する家族ずれなどのグループの場合、複数のボーディングパスを出してスキャンするのに結構時間が掛かる場合も。スマホの画面で表示させる場合、何回も画面をスライドさせてセンサーに当てて、またスライドしてパスを選択して、みたいな行為になれていないのか、案外皆さんぎこちなくて時間が掛かっている気がします。あるいは、ゲート前に早めに来て待っているのは良いのだけれど、逆にギリギリになるまでゲートに来なくて、その数名の搭乗待ちなんていうケースも、この時期は増える気がします。飛行機に乗り慣れていない人は、どうしても計時されている「出発時刻」までにゲート前に行けば良いと思っちゃうんでしょうね。酷い場合には、保安検査場も直ぐに通過出来るみたいな変な確信を持っている人も多いし。正直、その最後の一人二人待ちの状態で出発が遅れて居るときに、急いで乗り込んできてくれれば「あぁ、何か事情があったんだな」とこちらも気持ちを少し落ち着かせるけれど、既に定刻過ぎているのにゆっくりカップル何かがキャッキャ言いながら機内に入ってくると思わず... (以下、自粛)。

多くの人の場合、バスとか電車には乗り慣れているけれど、飛行機はかなり特殊な交通機関で馴染みの無い人が殆どと言ってもいいのでは。で、バスとか電車は計時されている「発車時刻」にドアが閉まり出発するから、極端な話その数秒前に飛び込んでしまえば乗車できる。でも飛行機の場合は、あの時刻は多くの航空会社の場合ドアが閉まりプッシュバックが始まる時刻なので、本当は計時時刻の5分前のドアクローズ前に機内に搭乗しないといけない。その為には、遅くとも出発時刻の10分前にはゲート前にいないと搭乗出来ない。そう言う「事前の行動」が要求される乗り物という認識は、多分殆どの人は持っていないと思う。また、バスとか電車は、場合によっては動き出しても止まって乗せて貰えることも有るかもしれないけれど、飛行機の場合は一度ドアを閉めてしまうと、トラブルでも無い限りドアを開けることは無い。幾ら外に乗り遅れた人がいても、一度閉めてしまえばもう終わり。そう言うことを理解せずに、結構バス・電車感覚で飛行機利用をする人が一気に増えるのが、この時期。昔だと、JTBとかチケットを購入した時に注意され足りましたが、今はネットで購入したるする人も増えたので、ますますそういう意識が減ってきている気もしますね。まぁ、自分がそうならないように注意しないと。

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