2024年4月2日

成城石井贔屓

佐々木俊尚氏の引用から、成城石井のコンセプトが「年収2,000万円の客層」という意味。別に自慢するわけでは無いのだけれど、社会人になってそれなりにお金が使えるようになって、暫くして「成城石井」という所謂「高級スーパー」の存在をしったとき、やっぱりお店で扱っている商品・食品の質の高さに魅了されました。その中でも、当時は青葉台店によく行っていたんですが、ここは店舗奥に調理スペースがあって、お刺身も切り立ての物を出してくれるんですよね。元々の素材の良さと、調理の技術もあって、ここのお刺身は食べて美味しいと感じたものでした。地元に帰れば、馴染みのお店もあって美味しいお刺身や議魚介類は幾らでも食べられるのだけれど、都内だとなかなか普通のスーパーで買えるものの品質は、当時は高くありませんでしたからね。

社会人に成り立てて、それでも一応「外資系企業」に就職できたので、国内の同業他社よりは給与は少し高めだったかもしれないけれど、成城石井でお酒とか食材とかお惣菜を買うのが、月に何度かの贅沢だったなあ。えぇ、当然当時の年収は「2,000万円」の半分にも遠く届かなかったけれど、それでもそれ位の贅沢は出来た良い時代でした。所謂「ハレ」を感じられる、体感できる場所だったんですよね。で、それは高級な食材や食品を扱っているからだからでは無くて、やはりお店の雰囲気とか内容見たいな物も有るので、そこは幾ら成城石井とはいえ好き嫌いはあるでしょう。実は、よく行っていた青葉台店の近くというか東急青葉台駅前のビルに、紀ノ国屋が開店したことがあり、一時期両方のお店を梯子していた時期がありました。度地にもお店も、似たような商品展開に似たようなコンセプトな訳ですが、やはり違うんですよね。似たようなお惣菜やお弁当を購入して食べ比べてみても、やはり成城石井の方が美味しく感じる事の方が多い。別に紀ノ国屋さんのお惣菜が不味いわけでは無くて、味の好みが合わないというか、同じカレールーを使っているのに自宅のカレーと、別の場所例えば親類宅とか友人宅で食べるカレーの味が違うような感じというか。

浜松駅ビルにも成城石井が入っているんですが、正直小規模店舗で品揃えには不満なんですよね。流石に、多分旗艦店である青葉台店とか本店の成城石井店規模は無理としても、せめてJR名古屋駅と名鉄名古屋駅の間にある店舗位の規模と品揃えにならないだろうと、いつも浜松駅で買物をしていると感じます。ただ、田舎の悲しさか、やはり皆さん安い商品を購入するようで、全体の品揃えが少し物足りない感じがします。それと、賞味期限なんかも何となく短めに感じるはの、それだけ商品の回転率が悪いからだろうか。だから、都内に出る機会があって時間の余裕がある時には、都内の成城石井に寄ることも。それでも、浜松に店舗があるだけでも有りがたいので、出来るだけ利用をして撤退だけは回避させないと(笑)。足繁く通いましょう。

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