2023年11月19日

安全装置に救われる

昨日午後、ちょっと買い物に車で出かけた時の話。自宅から車で20分位のホームセンターが併設されているショッピングモールへ、園芸関係や飲み物などまとめて購入したいので午後車で出かけていきました。月に何回か行くモールで、モール自体に馴染みはあるんですが、混雑するのが嫌で殆どの場合午前中の早い時間帯利用しています。この日は土曜日の午後ということで、混雑していることは覚悟していたのですが、何時も止めている近辺に空きスペースが無く、少し離れた場所へ車を止めることにしました。

丁度良いことにスペースの一番端が空いていたので、左側を縁石ギリギリに寄せて、乗り降りする運転席側は既に隣に駐車している車にぶつからないよう出来るだけ幅を取って車をバックで移動していました。右側・後方と注意していたつもりでしたが、やはり右隣の車との距離が気になるのか、多分そちらに注意が集中したんでしょうね。まだ下がれると少しアクセルを踏んだら、突然警報音と共に車がガクッと停止しました。バックモニターを最初に見たら、特に問題無いような気がしたんですが、直ぐにバックミラーを見てみると、背後に停車している車のリアパネルがミラー一杯に広がっていてビックリしました。一旦降りて後方を確認すると、私の車の後部は相手側のスペースに10cm位はみ出ていて、しかも相手の車との距離は20cm程度。「やべー」と思いつつ、少し前に出てから、もう一度バックモニターで後ろの区画との区切り線を見ながら、その手前20cm位で止め直しました。

取りあえず買い物を済ませて帰宅してから、なんで後ろの車に気がつかなかったのか、もう一度自分なりに記憶を巻き戻してみました。まず、助手席側はスペースの端で運転席からは見えない縁石で区切られているので、何も対象物がありません。一方右側には駐車していた軽自動車があり、いつもなら左右を見ながら後退するのでその間に背後を撮しているバックモニターとミラーに目が行くのに、今回は右側に意識が集中していたことが一つ。二つ目は、どうも車止めがあるから有る程度後退したら止まるだろうみたいな誤解があったこと。いつも一番良く利用して居る自宅近くのモールだと、車止めがあるのでそこまで後退して止めていた癖が何となく出てしまった気がします。三つ目は、バックモニターを見ていたのですが、どうも画面を見た時に後ろの車の後部の映像が画面をはみ出すくらいだったので、「車が止まっている、迫っている」という認識が出来なかったような気がします。最初に車と背景が見えていて、後退するにつれてだんだんと大きくなれば「もう少し、あと1m、50cm...」みたいな感じで距離感が掴めると思うのですが、今回はいきなりリアパネルの様子しか見えなかったので、車がいるという認識が出来なかったような気がします。

衝突防止装置は、前方の警報に関してはちょっとブレーキが遅くなって警報が鳴ることはこれまでもあったのですが、バックの時にしかも制動を掛けられることは今回が初めて。でも、危うくぶつける事故を回避出来たので、その分投資しておいて正解だったと言えるでしょうね。やはり、後退する時にはモニターだけでなく周りの状況も確認出来るバックミラーもちゃんと併用しないと行けないという事と、隣りの車に座席とかピラーの位置を合わせれば問題無く停車できるだろうみたいな意識があったので、それが今回は仇になった気がします。先日も交差点で右折する時に、対向車が終わって前進し始めたら、右側から猛スピードで横断歩道をを突っ切ってきた自転車を見つけて急ブレーキを踏んで横断歩道手前で停止しましたが、最近ちょっと周りへの意識が少し散漫になってきている気がします。まだまだ暫くは車を利用しないと、生活自体が成り立たない部分もあり困るので、暫くは慎重な上にも慎重に運転するように心がけないと。今朝も車で駅まで出てきましたが、エンジンを掛ける前に深呼吸をして、交差点で止まる度に「左右確認」と唱えるようにして運転してきました(笑)。備えあれば憂い無し、と思いたい。

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