すごい、これめちゃめちゃ説得力がある。冷静な対応を求める中国人が、激高する中国の若者を論理的に説得した内容。/日本の処理水めぐって罵倒電話をかけた若者、七つの質問で態度が一転―中国 https://t.co/nyUVI8PrY0 pic.twitter.com/lQ1gI5NjuY
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) September 3, 2023
佐々木俊尚氏が紹介していた、Record Chinaサイトに掲載された「日本の海洋放出に憤慨する中国人の若者を説得する」話。「Record China」って、中国のメディアかと思っていたんですが、今回気になって調べてみたら、日本の会社なんですね。
だからと言って、今回の記事が「作り話」と言うつもりは無いけれど、最初はクレームしていた相手の若者が理解力とそれなりの分別のある人間だから、こう言う理路整然とした反論をされると理解せざるを得ないともいえるのかなぁ。あくまで個人的な印象ですけれど、最近の中国人の人達は、制限はあるとは言え昔(30~20年前)と比べたら流入する情報量は桁違いに増えているし、行動(ファッションとか趣味とか)に対しての制限も昔に比べたらかなり自由になっていることも事実。昔は目標や憧れの的だった「日本」を、GDPや軍事力で上回り、アメリカにも追いつき追い越せと言う状態に、プライドも大きくなってきているけれど、それなりに国際秩序みたいなものも昔よりは身につけつつあるように思うんですよね。勿論、日本人的感覚と比較すると、まだまだ自分中心独善的と感じる部分も多いけれど、それでも理解力は成長している気がします。日本の10倍もの人間が一つの国の中にいるわけだから、反対の意見を言う人間の数も10倍いるだろうし、彼らの元々の性格からその行動が日本人一般よりも過激になる事はある意味仕方ないかも。それでも、以前の尖閣諸島国有化の時の暴発みたいな状況と比較したら、今回はまだ落ち着いていると言えるのでは。
また、福島県いわき市の海鮮レストランを訪れた中国人のお客さんがこんな言葉を話したという書込も。
本日、中国人の方が、食堂ヤマコにご来店されました。海鮮丼を食された後、帰り際に、「私は中国人です。私は、日本、福島を応援してます。美味しかったです。ありがとうございました。」とお言葉をいただきました。とても嬉しかったです。
— 大川魚店 福島県いわき市 (@ookawauoten) September 3, 2023
国家間では、色々ありますが、
現場は至って穏やかです。 pic.twitter.com/2ikU0iL6DN
テレビで放送される、中国からの訪日観光客に対してのインタビューでも、厳しい事を言う人もいれば前向きなコメントを顔出しでする人も少なくなく、やっぱり以前の様な反日とはかなり違う気がしますね。日本への団体旅行も制限すると中国政府は御触れを出したらしいけれど、当然全部キャンセルされると思ったらキャンセルは3割とかに止まっているらしい。さっきもう一度検索してみたら5割キャンセルという話も有るみたいだけれど、それでも半分は日本に来るんだという印象が強いですよね。オーバーツーリズムの問題も言われていたから、丁度良いのでは。まぁ、中国からの訪日客に期待をして、中国語の話せるアルバイトさんの確保とか商品を準備したお店などは困るだろうけど、でも個人旅行で元々日本に対しての理解も深い人達はそれなりに訪日しているらしいし、逆にバランスは取れているんじゃ無いだろうか。
時間は掛かるかもしれないけれど、それでも以前よりは早期にこの問題解決する気はします。でも、だからと言って中国からと思われる迷惑電話をこのまま放置するほど、その電話を受けているお店や会社は余裕があるわけでもなく、そういう部分は何らかの対策はしないと。KDDI当たりで、国番号+86からの電話が掛かってきたら、強制的に「日本の処理水は安全です」メッセージを流して、「この内容を理解しましたか? はいなら1#を、いいえなら3#を押してください」とかいうバッファーを入れたら、途中で諦める迷惑電話も多いんじゃ無いだろうか(笑)。多分企業等は、インターネット電話を使用するだろうから、わざわざ国番号が表示されるような通話を使用するのは、もう迷惑電話目的と思って良いんじゃ無いだろうか。中にはインターネット電話で、途中にゲートウェイを通じて公衆回線に接続する場合もあるのだろうけど、日本国内にゲートウェイが有るならそこでのスクリーニングを必須にすれば良いだろうし。やっているのは個人だろうけど、そう言う事を野放しにしている「中国政府の責任」ということでもっと責めれば、案外政府に不満を持つ中国国民からも支持が得られるような状況になったりして(笑)。言ってみれば「敵の敵は味方作戦」かな。
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