福島第一原発からの処理水海洋放出に足して、中国からと思われる大量の迷惑電話が国内のあちこちに掛けられている問題に対して、中国外務省報道官は「把握していない」との回答。日本には中国大使館はあるわけだし、ここ数日話題になっている話だし、実際「処理水は問題無い」という中国国内のSNSの発言は削除されているのに、何故この迷惑電話に関しては「把握していない」のだろうか。中国国内の日本人学校や大使館に対しての迷惑行為には「対応している」としているのに。
で、外務省は駐日中国大使を外務省に呼んで対応を求めたところ、逆に駐日大使からは中国の大使館へ「大量の迷惑電話」があり、大使館業務が滞っていると反論しているらしい。まぁ、失礼ながら「面の皮が厚い」とか「蛙の面に小便」とか「盗っ人猛々しい」とか「馬耳東風」とか、色々な諺が浮かんでは消えていくけれど、こういう心臓に毛が生えている以上に、「鋼鉄の心臓」クラスの居直りというのは、日本人に不足しているスキルかもしれない。(笑)
実際に中国大使館へ何か電話して抗議するような猛者も居たかもしれないけれど、中国から日本に掛かってきているような、何百回とか言うようなレベルでは無いでしょう。仮に本当ならば、中国大使館がそれを記録して報じれば良いだけの話し何だから。今の所は「彼らがそう言っているだけ」の事象と、実際にメディアで報じられて、しかも日本からその電話番号にかけ直して相手の行動を確認しているレベルでは、天と地ほど違うと思う。
そういう態度や行為が好ましいとか支持されているとは思わないし、実際頼みの綱の韓国にも振られて中国としては大きな誤算の中、一度振り上げた手の降ろしどころに困っているのが実状じゃ無いだろうか。まぁ、それでも「自分達の言い分が正義」だと思っているから、決して悪びれたり反省することも無く「ちっ!」とか思っている程度なんだろうけど。駄目で元々、少しでも日本が弱腰になるとか利益が得られたら「ラッキー!」位でやっているんでしょう。韓国だけで無く、同胞であるロシアもそんなに声高に批判していないけれど、ロシアの場合は原潜を港の中で放置して文字通りの海洋汚染を起こして、仕方なく日本が援助して改修事業をしたくらいだから、日本の福島第一原発以上に酷いことをやっている彼らは文句は言えないよな。中国政府が騒ぎを起こすのは良いけれど、それで国内の水産物市場も混乱して、塩パニックが発生して、以前の用な社会不安が大きくなれば、それがそのまま政府批判へと繋がるリスクもあるわけで、彼らとしても結構綱渡りの状況では無いかなぁ。コロナ禍でもやっている訳だし、まぁ日本は粛々と「正論」で反証すれば良いだけですね。多分今回も自滅するんじゃ無いかなぁ、向こうが。
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