自称「元祖S級モバイラー」(???)として、こういう移動時のコンセントの位置は外せない情報の一つ。 昔は、そのお店の例えば掃除機を接続したり、ショーケース等の照明のコンセントを接続したりする所に、内緒で自分のACアダプターを接続して充電したりして、警察沙汰になる事もありました。最近では、そういうモバイルユーザーに優しいお店も増えてきていて、チェーンのファストフード店や喫茶店なんかだと、机毎にコンセントが準備されていて、お店を利用して居る間自由に利用出来る環境も珍しく無くなってきました。
「モバイラー」と自称する限りは、移動する時にもパソコンや情報端末利用は必須なわけで、その時にどの様に電源を確保するかは結構重要な問題。こちらの記事にも書かれていますが、移動時に利用することの多い電車で利用出来るようになったことは非常に大きい。自分の場合は、以前は毎週一回浜松から横浜のオフィスに新幹線通勤をしていましたから、新幹線の中で電源が利用出来るかどうかは結構大きな問題。最初は、最前列と最後尾の壁にコンセントが有るだけでしたが、N700からだったかな、窓際席の下の方にコンセントが準備されて、だから左右どちらかの窓際席を指定すれば、移動中ACアダプターが利用出来る環境が整いました。ただ、このコンセント、位置が床下からちょっと高いだけの場所でかつコンセントのプラグを挿入する部分が見えづらくて、凄く使いづらかった。だから、最近の車両でアームレスト部分にコンセントが準備されているのは凄く便利です。私は、時々こだま号のグリーン車を利用するのですが(EX予約で+400円少しで利用出来る)、グリーン席だと結構昔からアームレスト部分にコンセントがあって使いやすかったんですが。
航空機にも電源コンセントや、こちらの場合はUSBポートも準備されているので、利便性では新幹線よりも航空機の方が進んでいるかも。最も航空機の場合は、顧客サービスの意味もあるけれど、これまで機内で使用していた各シートの液晶/LEDパネルを撤去して航空機を軽量化し、各自のスマホやタブレットで代用するという「省力化」の意図もあるのが大きな違いかな。そう言う意味では、ACアダプターのコンセントよりも、PowerDelivery対応のUSBポートを例えば一人2口ずつくらい提供する方が、今の時代には合っているのかもしれない。航空機は、ビジネスクラスとかプレミアムエコノミーまではACとUSB両方利用可能で、エコノミーはUSBだけという設定も今後はあり得るかも。
こういう電源サービスは嬉しいのだけれど、個人的に気になるのはコンセントの口の甘さ(ゆるさ)かな。ACアダプターの場合、通常の2極タイプの電源ケーブルを使用しますが、それでも緩い場合がありますからね。最近私は、AnkerのUSBチャージャーを使用していますが、これを挿入すると本体部分の重さもあるのでかなりきつめのコンセントの口でないと、その重さだ段々と下がって外れそうになる事が凄く気になります。多分このUSBチャージーの使用環境は、水平に置かれたACアダプター/OAタップに対して、垂直に上から挿入するような形態を想定しているんじゃ無いかと思うんですよね。その場合は、逆に本体部分に有る程度の重みがあった方が使用中でもガタガタせずにしっかり使えるのだろうと。でも、それが水平挿入とか下からの挿入となると、その重さが徒になります。コンセントの無い時代には、コンセントがあればなぁと思い、コンセントが提供されるようになれば、もっと数が欲しい使いやすい場所に設置して欲しい希望し、より簡便に利用出来るようになればコンセントの口の向きが悪い・緩いとさらに文句を言い、顧客満足度を上げるのは難しい問題ですね(笑)。そうそう、新幹線に関して言えばコンセント問題もそうだけれど、あの繋がらないWi-Fiサービスを何とかして欲しい。航空機のWi-Fiサービスも、当初は使い物にならなかったけれど、最近では結構繋がるし切れないし安定しているように感じます。新幹線の方が先にサービス始めたんだから、そろそろ何とかして欲しいなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿