「羽田空港アクセス線」の工事がいよいよ始まることに。羽田空港直下の「羽田空港新駅」も含む、羽田空港への接続部分である「アクセス新線」と、それの新線と既存路線部分を接続する、新宿・池袋方面から接続する「西山手ルート」、東京駅から接続する「東山手ルート」、新木場や臨海部エリアと接続する「臨海部ルート」の3ルート、系4ルートが計画されていますが、今回はアクセス新線と東山手ルートの工事が6月から始まるというもの。開業時期は、2031年度目標と言う事で、まだまだ先だけれど、これが開通すると現在東京駅から羽田空港まで30分掛かるところが、18分に短縮されるらしい。
実は自分にとってはそんなに大きなメリットは無くて、何故なら浜松から新幹線で品川駅に到着すれば、京急空港線に乗り換えて品川駅から羽田空港第1・第2ターミナル駅まで移動出来るから。でも、品川-羽田空港はだいたい20分前後かかるんですが、それよりも早いんですね。京急線は品川-京急蒲田-羽田空港と三角形ッぽいやや遠回りの路線だけれど、今回の東山手ルート経由だと、東京駅から羽田空港までほぼ直線で移動出来るから、それが大きいんだろうなあ。このルートが利用出来るようになると、JR東日本の新幹線利用者にとってはメリットが大きいですよね。これまでだと、東京駅から浜松町か品川駅まで移動して、そこから東京モノレールか京急線で移動する必要がありましたから。同じJR系列ということで、浜松町経由も残るだろうけど、東京・品川の中間地点で便利なようで不便な乗換でしたからねぇ。JR系列になる前は、浜松町駅構内の乗換も不便だったし、モノレールの編成も画一的だったし、正直物珍しさ以外で利用したいと感じる理由は無かったけれど、JR系列になり色々改善されてからはかなり利便性がアップしたからちょっと勿体ない気もします。 ただ、空港新駅の位置を見ると、第2ターミナルのモノレール駅に近い場所に設置予定の様なので、相互の乗換とかのシナジーは考えるかも。モノレール駅から空港線駅へ地下通路で直接乗換可能な経路が出来れば、国際線利用者は割引切符みたいな制度を作って、東京-羽田空港新駅-(モノレール乗換)-第三ターミナルという経路は有りなんじゃないだろうか。同じ仕組みで、第1ターミナル行きという列続切符も有りだと思う。逆に、短い距離とは言え徒歩移動だけの第2ターミナル利用者が一番不便さを感じるかも(笑)。まぁ、将来的には第1ターミナルへも徒歩移動出来るような地下通路は設けるんだろうけど、第1ターミナルには国際線ターミナル部分もあるので、T1/T2どちらかに寄せるとしたら、やはりT2優先という判断なんでしょうね。まだまだ10年近く先にならないと実現しないけれど、その頃までまだ飛んでいるのだろうか。そっちの方が問題かも。
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