2023年3月7日

大谷ホームラン

WBCに向けて昨日開催された侍Japanと阪神との強化試合。終わってみれば、大谷選手のワンマンショーと言っても怒られないような内容に。バッター(DH)としての出場だけれど、2打席連続の3ランホームラン、それも最初のホームランは体が泳いで膝を突いての体勢からスタンド上段に叩き込む特大ホームランで、2本目は詰まったあたりでバットも折れていたらしいけれど、バックスタンドに運ぶホームラン。昨年のホームランキングである、ヤクルトの村上選手も舌を巻くくらいのバッティングで、スタンドの観客は勿論間近で観ていた両チームの選手も度肝を抜かれるような内容だったんじゃ無いだろうか。

考えてみたら、大谷選手はずっとMLBで試合をしていたわけだから、今回彼のバッティングを見るのは、そこそこのベテラン選手だけなんでしょうね。しかもその時には、優秀なバッターであったことは確かだけれど、多分今ほどの迫力も実力もまだ届いていない新人の頃だろうから、その差は歴然としているだろうし。MBLファンのアメリカ人でも熱狂するくらいの迫力、実力の持ち主だから、久しぶりに見る日本の野球ファンは堪らないでしょうね。試合前のフリーバッティングでも、スタンドに何本かボールを運んだみたいだけれど、それすら大きなショーになるのは、やはり彼のこれまでの成績が物を言っているんだと思う。

個人的にビックリしたのは、この試合の前日位だったかな、バッティング練習だったか何かの練習の時の映像で、大谷選手がジャージの上着を脱いで、後ろからだけれど背中の様子がインナー越しだけれど見えたシーン。大谷選手って、身長があるからユニフオーム姿だけ見ているとちょっと細見にも見えるんですが、その時のインナー越しの背中や肩の筋肉の付き方と言ったら、もう超人ハルクレベルと言っても過言では無いんじゃないだろうか。ボディービルをやっている人の筋肉は、主に見せるためのものなので独特な付き方をするんですが、それとも全く違う付き方。強いて言うと、アメフトでショルダーパッドを付けて暑くなったような風に見える肩から脇腹そして背中の盛り上がり方で、強化スーツとかロボットみたいな印象。体にピッタリしたインナーだとあんな風に見えるんですが、ユニフオーム姿の時には、サイズがゆったりしているのかもしれないけれど、そんなに筋肉質にも見えないし、どちらかというと優男みたいな感じの体つきに感じるんですよねえ。大谷選手は慎重も193cmあるから確かに日本人にしてはすらっとしているんだけれど、やっぱり使う筋肉が身についていると言う証拠なんだろうなぁ。

ところで肝心のWBCはいつからどうなるん予定なのか全然知らなかったので調べてみたら、日本では9日(木)から始まるんですね。日本以外では、韓国、オーストラリア、中国、チェコ共和国が総当たりで対戦して、1位と2位チームが準々決勝のラウンドに進出するのか。この準々決勝までが日本で開催されて、準決勝移行はアメリカで行われる、と。日本としては、事実上のライバルは韓国、オーストラリアなのかな。実力的には1位通過濃厚なんだろうけど、油断は出来ないですからね。一戦目は中国で、二戦目が韓国だからこの二戦目が勝負かな。オーストラリアとは最終四戦目で対戦するので、試合スケジュールとしては良い組合せなのかも。この大会でも、所謂「大谷ルール」が適用されて、ピッチャーとDHの兼任が可能だから、やはり何処かで大谷選手の二刀流も見てみたいですね。強化試合で満たせホームラン以上の活躍を期待したいし、勿論大谷選手以外の選手の活躍が無ければ侍Japanも勝てないわけだから、是非今回は優勝を目指して頑張って欲しい。期待も膨らむ試合だったように思います。

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