コロナ禍での水際対策が緩和されて、飛行機での入国に関しては、ほぼ以前の状態に戻りつつある今日この頃。昨日は、約3年振りに外国クルーズ船が清水港に入港したというニュースが、県内のローカルニュースでかなり大きく取り上げられました。で、今朝の全国ニュースでも「国内最初のクルーズ船入港再開」というニュースバリューからか、それなりに取り上げられていて「清水港」の名前が拡散されているような印象。
地元の話ではあるけれど、個人的には「清水港」っていうのは「貿易港」というイメージは有っても、クルーズ船が入港するような「観光港」というイメージは殆ど無いんですよね。多分県内で最大規模の国際港だから、大型クルーズ船が入港してもおかしくないし、実際これまでも多数のクルーズ船が入港していたんだろうけど。灯台下暗しで、Wikiで「清水港」調べてみたら、神戸港、長崎港と並んで「日本三大美港」の一つらしい。まぁ確かに、駿河湾に入港してくる時には、正面近くに富士山が見える位置にあるから、景観に関しては文句なしでしょうね。それ故に、やはりクルーズ船の入港も多いのかぁ。
「港」としては、神戸港と名古屋港に挟まれて厳しい競争の中にあるのはよく分かるけれど、静岡県だけで無く、北に向かって山梨県や長野県当たりへの物量拠点としても重要何だろうなぁ。更に、私はまだ言ったことは無いのですが、海に面して「エスパルスドリームプラザ」とか「清水マリンパーク」とか商業施設が開設されていて、ウォーターフロントとして観光にも力を入れている様子で、機会があれば一度言ってみたいと思っていたところなんですよね。イメージとしては「小横浜ベイエリア」みたいな感じだろうか(笑)。まぁ、ここから富士山観光も出来るし、伊豆方面へも移動が簡単。西側の掛川茶畑とか浜松あたりまでの移動だって車で2時間位で可能だから、本当に静岡県のまん中一番良い場所にあることは確かです。
ところで、今回入港した国際クルーズ船は、ドイツの船会社「フェニックス・ライゼン」という会社が運航する「アマデア」という2万9千トンの国際クルーズ船で、今回は乗客約500名が乗船して、タヒチを出発して南太平洋を遊覧してサイパンから清水港に入り、この後東京港に向かうらしい。で、ビックリしたのがこの国際クルーズ船「アマデア」号何ですが、前身は日本のクルーズ船「飛鳥」だという事。私も名前くらいは知っている、当時は日本を代表する大型クルーズ船で、「一生に一度は豪華クルーズ船で世界一周」みたいな事も言われた時も。売却されたのはもう結構前ですが、その後も何度か日本に来ているらしく、そう言う意味では今回の寄港も珍しくは無いのだろうけど、やはりコロナ禍後最初の国際線クルーズの入港という事では、ちょっと象徴的なものを感じてしまうのは、典型的に日本人だからか(笑)。せっかちな性格の自分では、ゆったりのんびりな船旅には馴染めないと思うけれど、短距離の1泊2日位の旅行で一度位は体験してみるのも良いかも。
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