2023年2月23日

移住しやすい地方

佐々木俊尚氏が紹介されていた、地方移住に関しての記事。 

東京圏を含めて、政令指定都市の上位10位までの都市圏は、文字通りその地域の中心だし、交通網もJRや私鉄に地下鉄やバス路線など発達しているので、何処に行っても衣食住不便の無い生活が可能。唯一の問題点は、大都市圏だから家賃が高いとか物価が高いという事は有るだろうけど、物価に関しては最近は色々な方法で安いものが入手出来る時代だから、実は何処に行っても余り問題無い課題かもしれないけれど。

記事を読むと、結構自分の印象・感覚と似ていて、自分はニュータウンでは無く自宅に戻ってきたのだけれど、周りの雰囲気というかそう言うものは似ています。実家なので、自宅の周りは親の代とか其れ以前から付き合いのある家が多いので、それなりに昔からの習慣とか近所づきあいみたいなものは続いている。でも、自分の代になったら多分そう言うものも「面倒」に感じて自然消滅してしまうかもしれ無い。また、同じ地区には、昔は田圃や畑だった場所に分譲地やアパートとかマンション建設も進んでいて、そういう場所にも長い人は自分と入れ替わりくらいもう30年以上住んでいる人から、つい最近引っ越してきた人まで住んでいる。新旧ニュータウンのような、有る程度はっきりした棲み分けは出来ていないけれど、それはそれでまた新旧が混沌として複雑というか面倒な部分もあるんですよね。 

自分の好きなYouTubeコンテンツの一つに、地方以上して古民家を再生してDIYするようなものがあるんですが、その中で成功してその地域に有る程度根付いている人って、そこそこの地方よりは、もう隣家とは何百mも離れているような過疎地域に委譲した人の方が成功率は高いような気がします。なまじ、万一の場合を考えて近い場所に隣家が並ぶような地域に引っ越してしまうと、相手は親切心老婆心何だろうけど、そういう束縛が嫌で都会から逃れてきた人にとっては負担になっていそう。それで、再移住するようなケースも合ったりして、いゃいゃ、地方は大変なんだよと心の中で慰めの言葉を贈るしか無いのだけれど。

感覚的には、政令指定都市の下位(浜松市とか-笑)位から、中核都市くらいの規模の街のちょっと郊外当たりが一番適切なのかもしれない。最初に書いた、政令指定都市の上位10位までの都市圏ならば交通網が発達しているから、自家用車無しでも何とかなるけれど、政令指定都市でも下位の都市では自家用車は必須だし、下手したら2台、3台持ちすら必要になる可能性も。そう言う意味では、新規に造成された作られたニュータウンだと、例えばスーパーとか量販店とか、生活に必要な核テナントが近くに配置されていたりするので、新規に生活をスタートするには例えば車は1台でも足りるとか、有利な条件であることも多いんですよね。昨年の人口動態調査では、東京圏への流入が増えているみたいな話も聞きましたが、それも都内は都内でも、23区外の周辺地域への移動何かが増えているんじゃ無いだろうか。逆に、そこそこ好条件だと思う、静岡県とか浜松市は人口流出しているけれど、伊豆とか三島市等の東部地域は微増しているのも、やはり首都圏から「少し離れた」という好条件が影響している気がする。これも、ある意味多様性の一つなのかも。

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