羽田空港第二ターミナルの保安検査場入口にある、フライト情報や保安検査場の混雑具合などをを表示していた電子掲示板(デジタルサイネージ)を、来月9日に撤去するという記事。理由は、予約からチェックインに出発まで、ANAアプリで情報提供するようになったからと言う事だけれど、ちょっと残念だなぁ。
この電子掲示板、古くは通称「パタパタ」と呼ばれた、板状の表示板が回転して入れ替わるものが使用されていたけれど、多分今は網全てこの電子掲示板に入れ替わったのかなぁ。パタパタが消える時には、やはり多くのファンから残念な意見が出たと思うけれど、この電子掲示板も同じじゃ無いだろうか。空港に到着して、先ず確認するのが出発状況で、そこでゲート番号とか遅延などの情報を確認して、それから保安検査場を通過してゲートに向かうわけですから。多分、空港内のあちこちに設置されているもっと小型の情報ボードは残されるだろうから、出発情報がスマホ経由だけでしか分からないと言うことは無いと思うけれど、それでもスマホ利用とか旅慣れていない人にはちょっと不便になるかも。
色々な理由から航空業界の事業効率化は急務な事は理解出来るし、ANAも例外では無い事はよく分かっています。でも、有人カウンターの効率化のために自動チェックイン機を導入したのに、その有人カウンターは残すけれど自動チェックイン機は撤去してANAアプリに集約するというのは、ちょっと意外というか遠回りだったのかというか。まぁ、スマホの普及度合いとか、周りの環境が整ってきたと言う事も有るんだろうけど、コロナ禍後人出が戻ってきた時に少ない有人カウンターが飽和しなきゃ良いけれど。
自分の場合は、この週末当たりからでしょうか、予約の状況を確認しようとANAのアプリを起動すると、「Skipの利用が修理用します」というメッセージが表示されてちょっとビックリ。すでにSkip終了に対応するために、昨年の後半からは意識的にQRコードでのモバイルチェックインを利用するようにしていて、今ではもうSkipも半年以上利用していないけれど、あれはあれで便利だったんですよね。QRコードのスキャンは、以前ほどでは無いけれど、やはりスマホのかざし具合で直ぐに認識してくれない場合があるのが不満。その点Skipだとタッチするだけで良かったから便利だったんですよねぇ。まぁ、Skipも使わなくなるのであれば、いよいよEdyを削除してもいいかなぁ。買い物などではもう利用しなくなって2~3年過ぎているし、それで困らなくなりましたからね。旅の始まりは、まずは上に設置されている掲示板を見上げて予定を確認してから「さぁ出発」と気持ちを切り替える動作が、何となく旅の始まりの高揚感を生むような気がしていました。これからは手元のスマホ画面を見ながら、下を向いたまま旅が始まるのは、だからちょっと寂しい気がします。何か旅のスタートに相応しい、新しい所作を考えないと。
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