2023年1月8日

爆破予告

昨日発生した、成田発福岡行きのジェットスター501便(GK501)への爆破予告騒動。中部国際空港にダイバートし空港閉鎖されたために、GK501便だけでなく中部国際空港離発着の国内線62便が結構し、国際線にも遅延が発生。連休初日のため多くの人の移動に影響が出た様子。事の発端は、朝の6時18分頃にドイツから英語での電話が成田空港のインフォメーションに掛かってきて、それがGK501便の爆破予告だったと言う事。 

このGK501便のフライトスケジュールを見ると、成田発06:05、福岡着08:15の早朝便。こちらの記事に書かれている様子だと、朝の06:18頃成田空港のインフォメーションに電話が掛かってきたけれど、ゲートアウトしたのはその後の06:21頃らしい。インフォメーションから関係者に届くまで時間が掛かり、結果的に06:35頃の離陸には間に合わなかったのかもしれないけれど、07:16頃から高度を下げ始めたということはその前07:00過ぎ位に当該機に連絡が行き、ダイバートの指示が出たんでしょうね。で、中部国際空港には07:41に着陸して、07:44から緊急脱脂湯津が始まったと。爆破予告の電話の内容が不明だけれど、結果的に予告電話が掛かってから1時間半位後に着陸したわけですが、万一の場合を想定した時間の余裕的にはどうだったんでしょうね。

中部国際空港は、一応小牧空港の代替空港で中部圏からの国内線もそこそこ集約されていると思うけれど、それでも振替便とかは限界があるだろうし、連休の初日に予定が狂ってしまった人は決して少なくないだろうなあ。お昼過ぎには安全が確認されて、滑走路も再開したようですが、大変な連休初日になりました。

よく分からないのは、その爆破予告電話がドイツから掛かってきたと言う事。英語での電話らしかったけれど、わざわざなんでドイツから成田発の国内線というある意味レアな標的に対してこう言う事を行ったんだろうか。ジェットスターへの個人的な恨みがあったとか、そう言う背景の可能性も有るのかもしれないけれど、ちょっと解せない内容ですよね。今後、空港でのセキュリティチェックは、暫く厳しくなるんだろうか。例えば、モバイルバッテリーの持ち込みがより厳格になるとか、液体やジェルの持ち込みが厳しくなるとか。一旦何かあれば大きな犠牲が予想される航空機だけに、安全対策は最優先項目の一つだけれど、こう言う愉快犯的な犯行はそれだけではなかなか防ぐことは出来ない。何とか犯人逮捕まで進んで欲しいところだけれど、実際には難しいでしょうね。でも、再発を防ぐためにも厳しい対応は必要だと思う。

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