2022年11月7日

ライスボウルトーナメント

国内アメリカンフットボールのトップレイヤー、X League X1 Superのリーグ戦がこの週末に完了し、Div.-Aからは、パナソニック、IBM、ノジマ相模原、アサヒビールが、Div.-Bからは、富士通、オービック、エレコム神戸、アサヒ飲料の8チームがトーナメント進出する事に。逆に、トーナメント進出から漏れて、この後の順位決定戦後、X1 Areaとの入替戦に回る可能性があるのは、Div.-Aは胎内ディアーズとオール三菱、Div.-Bは東京ガスとotonari福岡の4チーム。順位決定戦もたすき掛けで行われるので、11月19日に胎内ディアーズ vs. otonari福岡、東京ガス vs. オール三菱の対戦に。実は、X1 Superは昨年の8チームから、今シーズンX1 Areaからの自動昇格4チームを加えた12チームになったんですが、その昇格4チームのうち、アサヒビールとアサヒ飲料の「アサヒグループ」が残り、胎内ディアーズとotonari福岡が落ちることに。で、順位決定戦は、奇しくも昇格組同士の対戦と、X1 Super組との対戦に分かれるという、やや残酷な結果に。入替戦に回ると、X1 Areaからのチームと対戦することになるんですが、今の所電通とPentaOceanの2チームが最有力。ただ、X1 Superの4チームと比べると、どちらも今ひとつ実力的には厳しいかなという印象が正直なところ。


ライスボウルを目指す8チームは、ディビジョン間のたすき掛けで、1位vs4位、2位vs3位の組合せ4試合が先ず開催。ですから、パナソニック(Div.-A 1位) vs アサヒ飲料(Div.-B 4位)、富士通 (Div.-B 1位) vs アサヒビール (Div.-A 4位)、IBM (Div.-A 2位)  vs エレコム神戸 (Div.-B 3位)、オービック(Div.-B 2位) vs ノジマ相模原 (Div.-A 3位)の4試合(準々決勝)が11月19日(パナソニック vs アサヒ飲料)と11月20日(残り3試合)が開催されることに。チーム数的には関東地区が多いので、毎回関西遠征が課題なんですが、今回は関西地区のチーム同士の対戦なので、遠征の問題も地元のファン入場の問題も無さそうで、良かったんじゃ無いかと。ただ、それを言うと、唯一関西から関東に遠征してくるエレコム神戸はやや不利かなという印象も。しかも、試合開始時刻が11:00なので、多分前泊が必要だろうし。始発の新幹線で移動してくれば、間に合わないことは無いけれど、それは流石にリスクが大きいだろうし。関東の1位チームである、富士通の試合をメインイベント(14:00開始)にすると、仕方ないのかな。3試合目の17:00開始にエレコム神戸が入ってしまうと、それはそれで試合終了後の移動が大変だろうし。

準々決勝で、上位(ホームチーム)に居る、パナソニック、富士通、IBM、オービックは、昨年のライスボウルトーナメントの準決勝進出チームで、そこは代わり映えしない。流石に1位チームと4位チームの対戦は、力の差があるのでそこでひっくり返すのは厳しいと思うけれど、2位 vs 3位の対戦の2試合は、実力差もそんなに違わないので、アップセットがあるとしたらこの2試合かも。

リーグ戦から準々決勝までは2週間インターバルで試合は開催されてきましたが、準決勝は3週間後に予定されているので、また違った展開が期待出来そうな予感も。いずれにしても、ここからは負けたら終わりのトーナメントなので、リーグ戦とは街ひと味違った展開も期待出来そう。今シーズンは何か番狂わせが生まれるのか、期待したいところですね。

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