2022年10月12日

どっちもどっち

静岡市民ではないけれど、これが浜松市長の言葉だったらちょっと呆れてしまうような内容。最初見出しを読んだ時は、田辺静岡市長何やってんだと思ったけれど、その後記事本文を読む限りでは、川勝知事も大概だよなぁと言う印象。それよりも、知事や市長間の連絡が、それぞれの携帯というのも問題な気がする。こう言う場合、例えばその人に連絡が取れない場合に、そこで連絡網が中断してしまうわけだから、共通の連絡先なり、代替の連絡先なり定義しておくべきなのでは。 

で、その田辺市長の発言に対して川勝知事は、自分は携帯を持ち歩かないと言っているわけで、でも電話番号は登録するっていうのは、矛盾と言うか本末転倒というか、そう言う形式的なことで解決したことにするから、ますます乖離していくんじゃないのか。静岡市としては、緊急時のエスカレーションパスが定まっていなかったと思うなら、それを県とともに再構築するなり確認するべきだし、県側だって同様に検証して、双方で問題点を確認することで本当の原因が分かるはず。なんでそう言う前向きな方向の話に、この人達は進めないのだろうか。

その川勝知事、リニア試乗会に勝手に県内市長も誘っているとして、JR東海側も困惑しているみたいですが、こういうところが個人的にこの人が信用できないところの一つ。これまでリニア工事遅れは静岡県のトンネルだと言われてきたけれど、それを神奈川県内の車両基地建設遅れにすり替えることで、自分としても反撃されることが減ったと思っているのだろうか。神奈川県にしたら飛んだとばっちりだと思うし、車両基地にしてもトンネル工事にしても、どちらが良い悪いと言う話では無く、どちらも早急に解決するべき課題という認識でないと駄目な話のはずなんだけれど。

他県の知事からも、富士山空港直下の新新幹線駅の話が出てきたりして、多少は追い風が吹き始めたような雰囲気もあるんですが、何か自分でかき回して終わりのような気がするなぁ。そのリニアの問題は別にして、非常事態の連携何て言うのは常日頃から準備して確認しておかなきゃいけないものなんだから、今回を教訓にして双方がちゃんと話し合わないと。でないと、市町村レベルで先ずは必要な対策をしないと、県の対策も、国の対策も期待出来ないことになってしまうだろうし。静岡市vs静岡県という仕組みだけでなく、全市町村vs静岡県のシステム検証をこの機会にやるべきじゃないだろうか。

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