2022年9月27日

アメフトあれこれ

国内のフットボールシーズンも第二節が終わり、X1 Super 12チームには早くも明暗が分かれる状況に。そんな中でも最も安定して連勝しているのが、ここ数年社会人チャンピオン、日本チャンピオン(学生とのライスボウル開催年)の地位を堅持している富士通フロンティアーズ。その富士通は、外から見る限りではどちらの試合も「完勝」と見えるんですが、チャンピオンチームがチャンピオンチームたる所以は、こう言う厳しさ、妥協を許さない気持ちの強さなんでしょうね。 

控え選手(2本目、3本目)と言えども、富士通くらいのチームになると、ライバルチームに移籍しても直ぐにレギュラー1本目を獲得出来るような選手ばかりで、決して実力が無いわけじゃ無い。それでも不思議な事に、そのチームの中に入ると、何となく1本目は1本目、2本目は2本目みたいな働き方になってしまい、そのポジションを覆すのは、例えば1本目の選手が引退したとか、そんな感じで順番が巡ってくると、見違えるような選手になったりするから不思議なんですよね。勿論、中にはそのまま引退する人もいるし、ごく稀に覚醒して1本目を奪ってオールジャパンの選手になったりする場合も有るんですが、まぁそう言う厳しいチーム内競走が富士通の強さの源泉なのかも。

富士通も、今のチャンピオンの地位に就く前は結構長くNo.2とかNo.3の位置が定番で、当時はオービックシーガルズの黄金時代。当時の社会人チャンピオンゲームのジャパンXボウルに毎年のように出場するけれど、どうしても優勝に手が届かない時期が、10年以上続いたんじゃなかっただろうか。その間には選手の勧誘とか色々努力しただろうし、一時本体の富士通の業績が少し悪くなった時には、廃部の噂が流れたりもしたんですが、そこからここまで復活したのはやはり強いチームの証しだと思う。正直、今の国内アメフト界は、富士通、オービック、パナソニックの3強時代で、そんな中でも富士通とパナソニックが今年は頭一つ抜きん出ている感じなんですが、記事を読む限りではその状況は今年も変わらなそうな印象。

ところで、NFLは第三週が終わり、3連勝するチームもあれば、3連敗するチームもあり、NFLも悲喜交々。そんな中で、以外と言っては失礼なんですが、自分の推しチームの一つマイアミドルフィンズが今年は不思議な事に絶好調で、今の所3連勝中。近年、プレーオフ争いの候補に残れば御の字と言うくらいのマイアミとしては、この3連勝は10年振り、20年振り、30年振り(?)の大躍進を予想させるに十分の材料ですが、NFLのシーズンはまだまだ長いので、案外ここから転けそうな悪い予感も(笑)。それ以外の推しチーム(パンサーズ、49ers、コマンダーズ)は、1勝2敗と出遅れん感を感じる中、早くもマイアミ1択になってしまうのも、いかにも自分の推しチームらしいかも。Gamepassを契約して、今年はNFLの試合見放題なんですが、なかなか振るゲームを見る機会が無くて、短縮版のハイライトで試合結果や概要を追いかけるのが精一杯。まぁ、それが幸せなフットボールシーズンの過ごし方なのかも。

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