2022年9月23日

水際対策大幅緩和

国連総会出席のために訪米中の岸田首相が、現地で講演をして、その中で現在行っている空港などでの水際対策を10月11日から「米国並み水準まで緩和」すると表明。陰性証明があれば、特段PCR検査等を不要とする内容だろうから、事実上接種証明書があれば、以前のようにそのまま入国可能になるんでしょうね。また、それに伴って、入国者数の上限撤廃や個人旅行の受入再開、さらには短期滞在のビザ取得免除なども実施されるとの事で、円安やこれまで事実上出来なかった訪日需用の飢餓感もあって、一気に訪日観光客が増加するんじゃないだろうか。 

こちらの記事によれば、10月の予約同行は8月末の時期と比べて、日本発は1.6倍、日本着は1.5倍と順調な様子で、それを見て年末に向けて更なる増便、メジャーなところは以前のようなデイリーとかダブルデイリーにならないだろうか。そうすればチケットもさらに取りやすくなるのだけれど。ただ、こちらも円安の影響によりチケット代は高止まりしているなぁ。来月からは燃油サーチャージがアップするので、なかなか悩み所ですね。

いつも見ているAviation Wireのサイトの記事も、ここの所は各航空会社の増便だったり運航再開の記事が多く占めていて、旅行需要、渡航需用は順調に戻ってきている様子。ゼロコロナ政策で入国を厳密にしていた台湾も、今月29日から観光客受入再開をするとのことで、新型コロナウイルスは完全に終息したわけではないけれど、どの様に共存していくか、どの程度のリスクなら受入可能なのか、その為にどの様な対策(ワクチンや三密回避)が継続可能なのか、そう言うものの共通認識というか理解が固まってきた気がします。その辺り、「0か1か」みたいな両極端の意見を言う人も居るけれど、そうではなく何処までなら我慢できるかという閾値の問題だと私は思う。

10月11日から渡航制限解除となると、丁度10月の連休が終わったところからで、タイミングとしてはそれで良いのかと一寸疑問を感じるけれど、その後11月3日の文化の日や11月23日の勤労感謝の日の飛び石連休。12月には冬休みシーズンとそれなりに旅行機会はありそうなので、観光業界、交通業界、ホテル業界何とか一息付けるのでは。新型コロナウイルスの状況も、減少傾向は続いていて、まだ下げ止まるという状況にはなっていないので、このまま以前の状況くらいまで減少して安定してくれれば安心なんですが。この三連休、台風に成るかもと言う熱帯低気圧の影響で天候は悪そうだけれど、それで有る程度感染拡大が抑えられて、一気に今の波が収まることを祈るばかりです。先ずは自分が注意しないと。

0 件のコメント:

コメントを投稿