今日から日本入国時の陰性証明書我条件付き(3回目ワクチン接種証明)で免除となり、一日当たりの入国者数もこれまでの2万人から2.5倍の5万人まで引き上げられ、コロナ禍以前の半分くらいまでやっと戻したところ。そんな中で、10月からのANAの増便情報。 羽田-ホノルルを週5便から一日1往復に増便し、成田-ホノルル線は週2便が3便に増加。成田はA380での運航だけに、もう少し増やして欲しいところなんだけどなぁ。その週3便の運航で、1号機2号機は勿論使用するだろうけど、オレンジ色の3号機の実線投入はあるんだろうか。ずっと駐機したままではどうしようも無いから、何処かで飛ばすとは思うのだけれど。羽田-シドニー線が年末年始の特定日のみというのはちょっとがっかりだけれど、シンガポール線が羽田から一日2往復に戻ると言うのはありがたいかも。これで週末の弾丸フライトがまた可能になる(マテ)。
一方で、円安はなかなか戻らず、昨日はNY外為市場でUS$1=143円台まで進んだらしい。US$1で幾らくらいの日本円が妥当なのか分からないけれど、計算しやすいUS$1=100円との比較だとだと30%、US$1=110円だと20%以上も目減りしている計算になるので、なかなか厳しい。ちょっと面白いのは、米ドルに対しては142~143円台なのに、対ユーロだとEUR1=141円台と、米ドルとユーロが逆転している。これまでの理解だと、米トルがUS$1=120円位だと、1ユーロは135円位という割合が何となく頭の中で計算するときのレートだったですが、それが逆転していると言うのが個人的に一寸不思議な感じです。
まぁ、自分の場合はもっと円安時代に(仕事ですが)飛んでいた経験もあるし、まだそんなに驚かないけれど、この円安の理由が日本の超低金利政策と言う事を考えると、国内の経済状況がまだ回復していないという事の意味でもあるので、レートの高い安いよりはその事の方がもっと問題なのではと思うのだけれど。メディア等は、「円安大変」と今は騒いでいるけれど、これで円高になればなったで「円高大変」と今度は騒ぐだろうし、余りその事で右往左往するのは得策では無い。それよりも、各国が金融政策をコロナ禍以前に戻して、それで金利も上げているときに、日本だけまだ金利を上げられないという事をもっと取り上げて対策を追求するべきだと思うのだけれど。
ちょっと気になったのは、この円安状況を考慮して、一度は海外に出た日本の製造業が国内に回帰するから満更でも無いみたいな論調。国内にも活動拠点を残していた企業ならば、戻ってきて直ぐに活動再開することも出来るんだろうけど、多くの企業は国内の設備を閉じて海外(ほぼ中国か)に出ていったわけだから、戻ってくると言っても先ず国内の拠点整備から始めないといけない。その為には、一月二月で間に合うはずも無く、年単位でこれから準備して行かないといけないけれど、その時にまだ今のような円安状況という保証も無い。逆にその頃に円高になっていたら、目も当てられない訳で、単に為替レート岳考えているとまた痛い目に遭いそう。それよりも、ロシアのウクライナ侵攻の影響で国際的な物流や分業体制が機能しなかったことの方が問題としては大きいんじゃ無いだろうか。別に日本国内に拘る必要も無いと思うけれど、万一の場合の分業体制の見直しという身で、国内回帰もあるだろうし、逆にアジア圏だけで無く別の地域に拠点を移動するとか、そう言う機会ではあると思う。人の行き来も、以前よりは楽になるわけですからね。あーぁ、久しぶりに、アメリカ出張の話とか出てこないだろうか(笑)。
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