昨日は久しぶりに横浜のオフィスに出社したんですが、ちょっとビックリしたことが。横浜のオフィスは高層ビルの上の方のフロアーを幾つか使用して居るので、エレベーターで地上とオフィスを往来します。で、昨日も出社して、午前少し遅めにオフィスに到着し、エレベーターに乗車しました。
多分殆どの人は、エレベーターに乗り込むと中で180度回転して、入口のドアの方を向いて降りるときに備えると思うんですが、私も中に入りドアの方に向くのと同じ位のタイミングで、エレベーターのドアが閉まり上昇を開始しました。その時、突然そのドアの上部に映像が映し出されて、会社のPR見たいなものが流され始めたんですよね。一瞬何が起こったか訳が分からず、「えっ、えっ?」な状態。ドアの正面、エレベーター内反対側の壁を見ると、上の方に細長い機器が取り付けられていて、まん中にはレンズ見たいなものが見えます。これがプロジェクターなんでしょうね。まぁ、最近ではデジタルサイネージは珍しく無くて、40インチ、50インチクラスのディプレーが、街中の亜あちこちに展示されていて、そこに高精細な動画PR/CMが流されていますから、今更驚くことは無いのですが。確か、人月前に出社したときには無かったものなので、G.W.中にでも設置されたんだろうか。
同様のものとしては、エレベーターの中に10インチ位のディプレーがあって、そこに車内広報番組とか流している光景は、お客様訪問したときなどにも見ていたので、その応用と思えばそんなに珍しく無い。でも、プロジェクターを使用して、横幅はドア一杯位、高さもその1/3くらいの幅があり、言ってみれば大画面なので結構迫力があります。さらに不思議というか疑問なのは、このオフィスビルは弊社の占有では無く、複数の企業が入居していて、高層ビルなので、低層階用と高層階用2箇所に別れています。それぞれのエリアだけでも、多分何十という企業が共用しているエレベーターなので、特定企業のガイドとかだけ流すわけにも行かないと思うのですが。もしかしたら、利用階に応じて、内容を変えているのだろうか。そうなると、中々芸が細かい気がするけれど、正直なところ共用区画にまで会社の色を出すのは勘弁して欲しい(笑)。
会社から支給されているノートブックパソコンは、会社のActive Directoryで管理されていて、スクリーンセーバーも5分で固定されているため、ちょっと目を離すと直ぐにロック画面となるんですが、このロック時の画面も会社が管理していて、会社のスローガンみたいなものがスライド方式に表示されたりします。5分でロックで、さらに5分経過するとディスプレーオフになるんですが、消えるまでは延々とそんなうっとうしい画面が表示されるので、外で使用して居るときには一寸困ります。「あぁ、あの人あの会社の人」と思われるくらいはまだ良いのですが、それでライバルメーカーの人だったりすると、そのパソコン盗難のリスクも増えるわけですし。本来なら、何処の誰か推測されないように、そう言う関係の情報表示は控えるべきだと思うんだけれど。自分の会社へのロイヤリティ醸成目的もあるんだろうけど、もう少し考えて欲しいですよね。例えば社内の専用ネットワーク接続以外の時には特定されるような画面を表示させないとか、エレベーター内の表示も、専用ビルなら分かるけれど、そうで無い場合は控えるとか。せめて、共用している企業のCMを流すくらいにして欲しいなぁ。まぁ、それだけデジタルサイネージが一般化してきた証拠なんだろうけど。でも、VRがもっと普及したら、逆に周りがデジタルサイネージで、そこにリアルを填め込むことが「宣伝」になったりして。次に出社したときには、何処の何が変わっているのだろうか。
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