ITmediaの記事から、スマホの内部ストレージは64GBではもう足らないという話。私どちらかといえばローカルのリソースをそれなりに保持して、効率的に使用したい派なんですが、でもスマホの場合はちょっと違う。可能ならば、 64GBでもそれよりも少なくても良いと思う。その代わりに、オンラインストレージを充実させて、かつその内容をスマホを機種変したり増設したときでも透過的に利用できるようにしてほしい。
スマホのメリットは何かといえば、常時接続していることなんですよね。だから、容量制限がなければかつ高速の5G通信が使えるならば、それこそ写真や動画を撮影したらすぐにアップロードしてもいいし、場合によっては撮影しながらリアルタイムにアップロードしてもいいんじゃないかと。ストリーミングサービスなんて、まさにそうですからね。音楽関係も、サブスクであまでは本体に保存することもなくなりつつあるわけで、そういう意味ではストレージサイズの話よりも、サービスのクラウド化というかネット活用の話のほうが本筋の気がします。
パソコンでは、それこそChromebookとかVDT (Virtual Desktop Terminal)とかが段々と主流になってきていて、ローカルストレージってこれまでのデータ保存目的から、作業用のワークエリアあるいはキャッシュみたいな認識に変わりつつあると思います。一方で、オンプレミスに回帰する話も結構盛んなわけですが、それは私の印象ではサーバー側の話であって、クライアント側としては、結構軽量クライアントに対してのニーズは大きくなっていると思います。極端な話、通信機能があれば、画面とキーボードがあれば十分という時代は、結構近いと思う。
鍵は、やはり5Gクラスのスピードとあとは通信容量がどれだけ安価に利用できるかですよね。最近ではWi-Fi利用できる場所も増えてきているけれど、やはり基幹となる通信機能がしっかり利用できないと、とうしてもその端末単体での利用想定が必要になり、そうなるとローカルでのCPUパワーだったりストレージサイズの大きさという、昔からの要件が重要になってしまう。今、ノートブックパソコンとChromebook (Duet君)を併用していますが、ある程度慣れてくると十分ありだなと感じます。課題も勿論あるんだけれど、通信機能さえ解決されて、高速大容量常時接続があれば、ほとんど文句のない状態。ただ、いつも思うのは、これは昔のホストコンピュータ- 端末の世界観と同じだよなぁという事。まぁ、時代は輪廻するものと結論になるのもいつもの事なんですよねぇ。
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