東京ドームリニューアル

日本のドーム球場の先駆け、東京ドームが大規模リニューアルをして、昨日お披露目され今日からのオープン戦から使用開始されるという記事。

なんと言っても目を引くのは、バックスリーンの電光ビジョンが大規模に改修されて、以前の4.4倍位のサイズになったとのことだけれど、それ以上にも感じるのは横幅が長くなったからかな。最近のスポーツシーンでは、ビデオ映像による、リプレーとかキープレーの振り返り・拡大再生みたいなものって凄く重要になってきているけれど、1プレー毎にインターバルが入るフットボールでは、直前のプレーの振り返りは、観戦している方もフィールドに居る選手・スタッフも重要。以前だと、得点とか計時を表示している部分に映像が表示されるので、プレー開始直前になると消えてしまうのだけれど、これだけ大きなビジョンだと左右にそう言う得点とか計時をして、まん中で十分にリプレー映像とか流せそう。

今回のリニューアルを機に、ドーム内では電子マネーやQRコード決済中心となり、現金決済が利用出来なくなるそうですが、これも個人的には大いに賛成したいところ。さらに、顔認証での買い物も可能になるという事で、そうなると両手に飲み物とかファストフードを持っていても決済しやすくなるから便利そう。以前、NFL San Francisco 49ersのLevi's Stadiumに行ったときに、事前にRFIDみたいなリストバンドを登録しておくと、スタジアム内の決済が全てそれで出来たけれど、さらに便利になりそう。あと、やはりLevi's Stadiumで経験したように、ドーム専用アプリを準備して、そこでドーム内の案内や売店での購入オーダーも出来るようにしてくれたり、決済まで出来るようになるとさらに便利だしドーム側も嬉しいんじゃ無いだろうか。

東京ドームでは、春のパールボウル決勝戦と、お正月のライスボウル(以前は、Xリーグ決勝のJapan X Bowlも)が開催されて、ある意味日本のフットボールにおける聖地の一つ。元々は野球場ですから、決してフットボール観戦向けではないし、それに対しての不満も少なくないけれど、やはり少なくともXリーグの選手・チームにとっては憧れの場所の一つであることは事実。フットボールの場合、ライスボウルでは4万人近く、Japan X Bowl等では2万人位の観客がドーム内に入りますが、その歓声はドームに響いて結構凄い感じになります。リニューアルした東京ドームで、さらに好ゲームが開催される事を祈りたいです。