2022年2月3日

アップデートの不具合


数日前、何時ものように朝起きて、リモコンでテレビの電源を入れたところ、テレビ放送が表示されるのでは無く、QRコードが表示されて、「Android 10にアップデートしました」というメッセージが表示されます。まぁ、Android TVだしネットワーク接続もしているので特に不思議は無いけれど、普通はこう言う物はバックグラウンドで実行して、余り表には出てこないけどなぁとこの時はちょっと不思議でした。画面下の〇三つから、次のページもあるみたいで、リモコンの十字キーを操作してページを進むと、リモコンのボタン設定が変更されたことと、取扱説明書が更新されたことが告知されます。そこから再起動して、通常のテレビ番組が映る何時もの状態に戻りました。

この時は特に疑問を感じなかったんですが、今日こんな記事を見つけてビックリ。その不具合は、再起動を繰り返すらしいのですが、幸いにも自宅のAquos TVは該当モデルに含まれるけれど、今の所そういう不具合は発生していないみたい。ただ、ちょっと挙動不審な点はいくつかあって、

  • 朝リモコンで電源ボタンを押して起動したときに、時々スマートスピーカーを接続しているHDMI-2に切り替わってしまう(これまではTV本体のまま)
  • リモコンで入力切替(TV→HDMI1→HDMI2→HDMI3→HDMI4)と切り替える場合(HDMI1にはBlu-ray/HDDレコーダー、HDMI-3にはケーブルTVのSTBを接続)を擦るときに、これまで以上に反応が鈍くなっていて、切り替わりが粘っているように感じる
等が気がついた点。これらが、今回更新やそれによる不具合が影響して居るのかどうかは不明ですが、まぁこれまでもWindowsで散々同様の痛い目を経験しているので驚きはしないけれど、やはり自分がその被害に遭えば嬉しくはないし、何とかしろよと思うのは当然。今回Sharpの件で困るのは、修正パッチの適用とかで逃げられなくて、オンサイト修理で対応するという点で、これはかなり致命的なトラブル。再起動を繰り返す状態では、仮にパッチがあっても適用出来ないから、オンサイトで強制的にコードを更新するしか無いのだろうけど、もう少し別の手立ても提供して欲しいですよね。例えばパッチを入れたUSBを本体に挿入して置いたら、再起動のタイミングでそちらから起動して、パッチを適用できるみたいな。

こう言う大規模な更新を配布する場合は、当然OSメーカー(Google)だけでなく、各デバイスメーカーもそれなりにテストをちゃんとして確認して配布開始する物ですが、最近のモデルに集中して現象が出ているというのも不思議。普通は、新しいモデルの方がテストの比重が掛かる物だけれど。自分くらいの世代の感覚だと、「テレビ」は「テレビ」で、それ単体でもう完結した一つの家電の印象ですが、その外観は変わらなくても中身が違ってくると、全く異なる物になるという事を再認識しました。自動車だって、形状は四輪のままでも、ガソリン車と電気自動車(BEV)では全く異なりますからね。となるとこれからのテレビには、OSのロールバック機能やリカバリー機能も必須になってくるのか。それならば、パソコンそのまま入れた方が安くならないか? (マテ)

[2022年2月4日更新] 自宅のテレビは、「2020年10月に購入した4T-C40CL1」と、しっかり対象機種。幸いなことに、今の所このトラブルは発生しておらず、不具合は出ていない様子。何か問題を誘発するのか分からないけれど、Androidの更新で発生するわけだから、ネットワーク接続は必須のはず。私はWi-Fi接続しているんですが、今の家庭ではWi-Fiが主流だろうから、珍しい設定ではないので未だ不安はあります。多分一般的な使用方法と異なるのは、HDMIで2台、USBで1台、周辺装置を接続している事が、もしかしたら回避策になっているのか。いずれにしても、この状態が続いてくれることを祈るばかり。

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