ITmediaの記事から、テレワークニ移行できない企業からは、より人材が流出するリスクがあるという話。 まぁ、私もテレワーク(在宅勤務)を初めて、もう15年になるけれど、仮に別の企業に再就職するとなっても、今の勤務形態が維持出来ないとなると、確実にその会社には勤められない体になっているしなぁ。今のコロナ禍で、ここ1~2年位からテレワークを始めた人なら、以前のように「オフィスに通勤する&時々テレワーク」位が一番やりやすいのだろうけど、もう「ほぼ99%テレワーク」に完全に染まっている自分は、もう無理ですね(笑)。
勿論、テレワークできる職業・職種と出来ない職種・職業があるわけで、何でもかんでもテレワークが良いわけじゃ無い。それぞれの良いところをうまく活用して、不利益になるところは改善する事で、結果的に仕事として全体の質が向上するのであれば、そこはやる意味も意義あると思います。私が就職したコロナドは、会社に20時間位詰めて仕事をする「モーレツ社員」なんていう言葉が持てはやされていたけれど、今はそんなことを言っていたら会社は潰れしまう。時代とともに、あるいは仕事の内容毎に、どんどん新しいスタイルに変化できる会社や組織が次の時代に生き残ることが出来る事は、既に歴史が証明しているわけだし。
で、記事を読んでいてふと思いだしたんですが、私が仕事をするようになって10年位かなぁ。バブルが崩壊して、企業倒産もあって、早期退職とか離職者が一気に増加した1990年代の初め頃、当時は「終身雇用は時代後れ、好きなときに好きな仕事が出来る契約社員が仕事のプロフェッショナル」みたいな事が言われた時期が合ったと思います。専門職というか、専門的な技術や資格を持っていれば、より好待遇でより好条件で職場や会社を選べる、ジェネナリスとからプロフェッショナルへ時代は変わりつつある、みたいな特集がビジネス誌なんかでも掲載されていた時代。今で言うところの、派遣社員とか非正規社員何ですが、当時は新しい仕事の仕方みたいな感じで扱われていたように記憶します。今にして思うと、かなり脚色されていた時代だったかもしれない。でも、自分くらいの世代から、昔のような上昇志向を持つ新入社員が減ってきていて、自分の好きな仕事をやりたいという人間が増えてきた時代なので、結構そう言う考え方も「是」として受け入れられていた気がしますね。
私も一次そう言う言葉に心が動いたことがあったんですが、同じように好きなことをやるにしても、当時の職場は幸いにも世界的にもトップクラスの環境だったことも有り、無理に別の環境を探す必要性も低かったことで、結局はずっとお世話になるのですが、まぁ今にして思ってもそれは自分的には正しい選択だったと思うし、結構好きなことをやらせて貰えたので、それはそれで幸せな会社員人生だったと思います。ただ、その当時はそれが最適解だったかもしれないけれど、時代や環境はどんどん変化しているわけだから、次もその最適解が通用するとは限らない。個人的な感覚だけれど、次の時代は、
- リモートワーク中心で物理的には完全に分散した状態での業務
- 以前のように効率化やセキュリティを考慮した、拠点(=オフィス)に集約しての業務
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