毎日新聞の、虚報? 誤報? 捏造? 記事により、「中等症患者も自宅療養」という誤認識が広く流布され、それを根拠に与党や政権批判をしているけれど、もういい加減に既存メディアの報道を根拠に重要な議論をすることは法律で禁止してもいいんじゃないか、と強く感じる位の状況。勿論、元々の総理発言の内容も、文字興しされればまだしも、発言だけを聞いてみると誤解される言い方をしているとも感じるけれど、それならそれで確認すれば良いだけの話しで、それがジャーナリストとしての一番の仕事でしょう。
問題の毎日新聞の記事は、最初に記事公開後暫くしてしれっと書き換え。その書き換えた履歴も注意書きも無いままでしたが、流石にネットなどでの批判を考慮してなのか、いつの間にか記事の最後に
本記事では、当初「重症者については入院のための病床を確保するが、中等症や軽症者に関しては自宅療養を基本とする内容」としていたのを「入院対象者を重症患者や特に重症化リスクの高い人に絞り込み、入院しない人を原則自宅療養とすることを可能とする方針」と修正しています。取材の過程で、中等症の人を一律自宅療養とするわけではないことが判明したためです。
と追記したものの、誤報内容に関しての謝罪は無いし、自分達の取材不足を反省もしていない様子。でも世間的には最初の内容が既に浸透していて「事実」として固定されているから、当然ながら野党など批判する立場の人間と政権与党側との説明は噛み合わない。それを理由に、更に反対する側が吹き上がるという、どうしようもナイフのループが続いています。
本来ならば、前回のピーク時に全ての陽性者を入院させたために、重傷者への手当てが遅れてしまった反省から、必要な人に必要な時に必要な処置が適用されるように、直ぐに入院措置が必要で無い人は先ずは自宅療養に回ってもらい、ただしパルスオキシメーター の提供等自宅療養でも不安の内容な措置も並行して提供していくという内容。野党は撤回しろと言うけれど、それならそれで医療崩壊が発生して、本当に今すぐ入院しないといけない人がそのままになる状態が生まれるわけで、それに対して何の責任も負わないから好きなことを言える。例え批判されようと、先ずは人命優先をしなければならない政権としては、だからこそ状態を見て必要な人を優先しようという対案を出しているわけで、それに対して反対するのであればちゃんと対案を持って解決策を示すべき。単に「止めろ」や「撤回しろ」は何の解決策にもならない。相手より良いアイデアを出すことが、野党の仕事だし義務でもあると思う。まぁ、とは言っても、メディアの誤報を根拠に話をしている以上、ちゃんとした対案が生まれてくるとは思わないし、そんなことすら理解せずに周りの空気に流されて言うだけだから余計に始末に悪い。本当、野党が黙っていれば、今の状況にしてもそれ以外の事柄にしても、よほど上手く流れていくと感じます。
一番の問題は、しれっと誤報を流して、それをちゃんと訂正もせずに、逆にそれを利用して政権批判しようとしている毎日新聞や、その尻馬に乗っている幾つかのメディアや言論人・文化人なる人達でしょうね。急にECMOやICUが沸いて出てくるわけでは無い以上、今利用出来る設備の数を前提にそれを超えないように重傷者を管理するしか無い。陽性者数が一時期よりも大幅に増えている以上、全員を収容することは出来ないのだから、自宅療養という選択肢をとるしか無いし、それが嫌ならば例えば24時間の看護体制を整えた大規模な療養用ホテルの準備を少なくとも非常事態宣言下の自治体に要請するとか、もっと現実的な話を進めないからいつまでたっても、選挙を何度実施しても万年野党どころか、じり貧状態なんだといつになれば認識するのか。ワクチンの接種回数は今週中には1億回を超えそうで、2回接種者数も30%を超えて一つの目標である40%所か、50%も今月中には見えてきそう。デルタ株の感染力が、予想以上に強力で、イスラエルでの先例ほどの効果は期待出来ないのかもしれないけれど、ワクチン接種が進んでいる高齢者層では、確実に重傷者・死者数は激減していて、やはり今の所最善の武器がワクチン接種。幸いにも、ワクチン接種の方は予想以上に進んでいるのだから、今は陽性者や感染者の手当をどう最適化していくかという話を進めるべきで、それ故に毎日新聞の誤報騒動は余りに罪深い行為だと思います。
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