2021年5月11日

野球からアメフトへ

失礼ながら、プロ野球のことは殆ど知らず、それ以上にDeNAの事は知らないので、この記事の石川雄洋氏の事も全く知らないのですが、DeNAの初代主将で昨シーズンで引退した石川氏が、今シーズンノジマ相模原ライズに加入して、アメリカンフットボール選手として、第二のスポーツ人生を始めるというもの。

昨年は、元ブリリアンの「コージ」事、コージ・トクダ選手が福岡SUNSに加入して話題になったけれど、どう言う形でもフットボールがポジティブな話題で取り上げられるのはうれしい事。 ただ、コージ選手は法政大学時代に主将を務めて、甲子園ボウルにも出場した、バリバリの経験者であるのに対して、この石川氏は全くゼロからのスタートで、中々大変だとは思うけれど。

サイズを見ると、183cm/78kgと、身長はまずまずだけれど、体重はもう5kgは欲しいところ。90kg迄増やせれば、TEとしてもいけるかもしれないけれど、レシーブだけで無くリードブロックやラインとしてのブロックも要求されるから、そこはWRとしてレギュラー入りするよりは、さらに難易度は高いかなぁ。体重を増やせば、その分スピードは落ち気味になるから、鍛えつつスピードアップ出来るかが、先ずは最初の課題かも。

多分初めてフットボールをする人にとって、一番の課題は「タックル」だと思うんですよね。特にオフェンスの選手でボールを持つ可能性のある選手は、必ずタックルされるわけで、この衝撃に慣れるかどうかが選手としてその後成功するかどうかの最初の分かれ目。なにせ、いきなり背後とか横から体がへし折られるような衝撃を受けるので、あれが嫌でフットボール嫌いになることも多いんじゃ無いかと思う。さらに、ボールセキュリティかな。タックルを受けて衝撃を受けると、ついボールを持っても緩んでしまい、そこをファンブルフォースされる確立は増えていくので、その練習も必須。その上で、レシーバーとしてのキャッチング技術とか、ルート取りとか、結構難易度は高いですよね。ただ、野球選手だとボールをキャッチするのは成れていると思うんですが、フットボールの練習でもテニスボールを色々な形でキャッチしてパスレシーブの感覚を養うことがありますが、その点では有利かも。ただ、フットボールでは、右手・左手、どちらでもキャッチ出来ないといけないから、その辺も慣れないかも。ノジマ相模原というと、前身チームのオンワードに元横綱の花田虎上氏が昔入ってプレーしたけれど、石川氏の活躍なるか。

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