2021年2月15日

余震

土曜日の深夜に発生した、肘か日本大震災の余震と思われる強い地震。静岡県も、東部地域は結構揺れたみたいですが、ここ浜松では全く気がつかず、多分発生時にはまだ起きていたと思うんですが、テレビのテロップにも気がつかなかった。YouTubeを見ていたのかな。とにかく、地震には全く気がつかずに就寝して、翌朝起床してテレビを点けたら、どこのチャンネルも前日の地震のニュースを流していてビックリしました。

東日本大震災が発生したのは、10年前の3月11日。丁度金曜日だったので、私はいつものように週一の新幹線通勤で横浜のオフィスに居たときでした。高層ビルの最上階のオフィスがあったので、地震発生時の長い周期の揺れは婦負までも良く記憶しています。あの時は、都内の交通機関も止まってしまい、そのままオフィス待機となったりして、大騒動でしたが、よくよく考えると地震の揺れによる災害よりも、その後の津波被害が殆どと言っても良いくらいだったんですよね。

今回は震源地が陸地に近いという事で、津波被害は無いみたいですが、これが震災時の半分の規模の津波でも発生したら、また大きな被害が発生したかも。大規模な堤防を作った地域、リスクを承知して元の土地に戻った地域、未だ更地のままの地域、高台に避難した地域、その土地土地で震災後の対策はそれぞれだけれど、やはり恐いのは「津波」被害ですよね。地震が多い日本の建物は、よほどの事が無い限りは地震で倒壊することも少ないだろうし。とは言っても、阪神大震災とか東人大震災クラスの直下型地震が発生すれば、そんなことも言っていられないけれど。

今回は被害どころか、その発生にすら気がつかないくらいだったけれど、これを一つの機会として、備蓄の確認とか倒れそうな家具とか物の確認とかする切掛にしないと。とは言っても、今日は久しぶりの雨の朝で、この後お昼頃位まで結構強い雨が続くらしい。そうなると、外に出るのも億劫になってしまい、そんな貴重な切掛も結局は「思っただけ」に終わってしまいそう。現地では、大きな土砂崩れで高速道路が通行止めになったり、交通機関にも大きな影響が出ているけれど、幸いにも浜松ではそう言う事はない。その分、しっかり自分のみの周りを確認する機会に生かさないと。「余震」は当事者にとっては本震を思い出される嫌な存在だけれど、忘れがちな備えをその都度思い出させる貴重な機会とも思わないと、あの時の経験が消えてします。

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