2021年1月5日

緊急事態宣言

一都三県(東京、神奈川、埼玉、千葉)を対象に、ここ数日中に発出されそうな「緊急事態宣言」。昨年春の時のように、ほぼロックダウンに近いようなものでは無く、感染の中心と考えられている「会食」を制限する形に進みそうなんですが、それとともに12日から再開する予定のGoToにも影響する事は必須と思われます。

今週来週と、仕事で久しぶりに横浜のオフィスに新幹線通勤をする予定なんですが、それもちょっと怪しくなってきましたねぇ。その目的は、3年近く使用してきたオフィスマシンの更新で、これはこれで現行のマシンがやはり色々小さな不具合は感じているので、早めに切り替えたい。こればっかりは、リモートでというわけにもいかないし。また、そのオフィス出社に合わせて、週末には今年の飛び始めも予定していたんですが、こちらも微妙に。実際に発出されて、その内容が分かった時点で対応するしか無いのですが、今日から仕事始めなのに、年初から色々ドタバタしそうです。

で、その緊急事態宣言だけれど、結局は東京都が効果的に昨年から対策を実施して居なかったからと言う意見も多く出ていて、実際東京都は大阪や北海道のように、営業時間の短縮要請は行わず、夜10時迄の営業を認めていて、それが感染拡大の「巣」になったと専門家も指摘している様子。GoToを止めても、関係無い人が夜の町で会食して、そこで羽目を外せば感染拡大するわけで、折角一気に感染拡大を阻止する対策を準備しても、それを末端で実行する部分に抜けがあっては意味ないですよね。それで、拙いとなったら自ら騒いで国に責任をおっかぶせるような行動を小池都知事は批判されているけれど、まぁ昔からこの人はそんなことを繰り返していたわけで、そう言う意味での責任回避能力はピカイチなわけだから。一般の報道だけ見ていても、北海道の鈴木知事や大阪府の吉村知事などは、行動制限や治療期間の準備とか、色々手を尽くしている様子が伺えるのに、東京都の小池知事がそう言う対策をしたという報道は記憶に内。精々「感染爆発しています、ステイホームで」と言う事を繰り返すばかり。クリスマスや年末年始の話も、都内での「密」の話題が多かったし。

大手新聞社のサイトを見ると、珍しく東京都の対応に不満という記事がどこも並んでいます。その点はやはり一致して居るみたい。ただ、特定の新聞社ではそれを菅政権の「後手」に繋げるし、それ以外の新聞社は「都知事の不手際」と言うところが違うけれど、やはり都知事の対応に関しては不十分という点では一致しているように見えます。別に小池都知事を批判すれば問題が解決するわけでは無いけれど、メディアもそう言う点で一致しているなら、一番現場で対策しないと行けない自治体に対して、もっと意味のある記事を掲載するべきだと思うし、それが出来ていないから今の感染拡大があるくらいの反省をして欲しいですよね。で、とにかく今に本の感染状況が何とか抑えられているのは、やはり国民一人一人の自覚も大きい理由だと思います。そのモチベーションが下がらないように、政府や自治体ももっと力を注ぐべきだと思う。時短陽性なら保証もするけれど罰則もあるように今回は実施するみたいですが、その保証部分は厚くすることも1つの対策だと思う。結局新型コロナウイルスを防ぐのは、一人一人の意識が最大の特効薬という事を再認識しないと。

0 件のコメント:

コメントを投稿