2020年4月15日

セクキャバブーメラン

まぁ、特定野党、特に立憲民主党のお家芸「ブーメラン」には驚かないつもりではいたけれど、この高井崇志議員の行動は歴代特大ブーメランに入りそうなもの。しかも、「以前こうだった」とか「昔こう言う発言をしていた」みたいなものでは無く、緊急事態宣言が出された後に歌舞伎町の風俗店に行っていたというのは、どう釈明しても通らないでしょう。で、雑誌の直撃に対して「歌舞伎町はどうなってんのかなと思って」と答えているけれど、それって以前の文科省事務次官氏の「貧困の実地調査」みたいな言い訳みたいな物で、世間は納得しないけれど、立憲民主党的にはそれで納得するんだろうなぁ(棒読)。

この高井議員、以前の加計学園の獣医学部問題の時に、実は元々今治市に誘致を始めた議員として個人的にはちょっと評価したこともあるんですが、その後党の方針に迎合して昔の記録も削除して、一点自分が誘致したことも忘れて批判に回るという駄目っぷり。それでも、まぁ政党人なら仕方ないかと思う部分も無きにしも非ずだったけれど、やっぱり使えない野党議員だったと言う事が明らかになりましたね。緊急事態宣言前、自粛要請時点での安倍昭恵夫人のレストランでの記念撮影であれだけ騒いだわけだから、党としてもそれ相応の対応をするべきだと思うけれど、結局は離党して終わりなんだろうな。これまで散々言いたい放題してきた、党の幹部としてはどう責任を取るんだろうか。「ご本人の問題ですから」と副代表当たりは言って煙に巻きそうだけれど。

しかし、記事の内容が本当だとしたら、どう言う動機が暖かまでは分からないけれど、悪質ですよね。そうで無くても「三密回避」が言われてそれなりに時間がたっているのに、最大接触するようなお店に行くのは。自分自ら、首相の会食などを批判していて、危機感の無さを主張していたのと同じ人とは思えない。まぁ、男の悲しい性としてこう言うお店に行きたいと言う気持ちは分からないでは無いけれど、国会議員という立場にしても、こう言う社会事情という事を考えても、一番拙い行動でしょう。正直申し開きは出来ないと思うし、少なくとも国会での活動する権利は暫くはないと思う。先にも書いたけれど、離党位はするだろうけど、決して議員辞職するわけでも無い。でも、これまでは選挙区では勝てなくて比例復活で議員当選していた人だから、離党したらその道も無くなる。いつ次の選挙があるかは不明だけれど、案外今の新型コロナウイルスが一段落したら、来年の東京2020もあり任期まで待つと予定が詰まるから、秋か初冬くらいに人心一新・東京2020実行内閣みたいな形で解散総選挙何て言うのも有るかもしれない。そうなったらアウトでしょうね。

まぁ、何百人も議員がいれば、その中にもピンからキリまで能力や道徳観の違いがあることは分かるけれど、余りに酷い。穿った見方をすると、やはり野党には今の状況を見ても「危機感」が無いからじゃ無いかという気がする。それは、報道される野党からの発言や行動を見ても、本当に国民のこと、一人一人のことを思って発言している人はごく僅か。逆に党の幹部クラスとなると、政局に利用している印象すら伺える。そう言う雰囲気が、末端の所属議員まで伝搬していると言ったら言いすぎだろうか。直近の政党支持率では、立憲民主党はとうとう維新の党にも抜かれて、野党政党支持率第二党に転落したらしい。以前なら、それでも10%前後あった支持率も、今ではその半分以下。やはり国民はバカでは無いわけで、単なるパフォーマンスは当初は受けは良いかもしれないけれど、直ぐに見破られるという事ですよね。

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