2020年3月4日

空気を回せ

新型コロナウィルス関連で、色々な報道でも言われているんですが、感染拡大地域が北海道や都内に集中していて、全国的な拡散になっていないのが不思議。地方にも飛び火はしているけれど、それはDiamond Princesの乗客だったり、大阪とか大都市圏で感染して持ち帰ったものらしいと言う事もある程度分かっています。これが、例えばインフルエンザとかなら、新幹線や飛行機の利用でもっと急速に拡散すると思うのですが、どうもそう言う傾向は見られない雰囲気。

先日の小中高の一斉休校にも、「満員電車の方が危ない」という話もあって、確かにそれもそうだなと思う半面、実は満員電車は数分おきに停車してドアが開いて人の出入りがあるから、よほど濃厚な感染者がずっと車内にいない限り、そんなに感染はしないのでは無いだろうか。この「コロナウィルス」は、表面の突起が皮膚に引っかかって、そこから感染していくようですが、その突起部分が実は弱くて、風等で簡単に剥がれてしまうらしい。だから、以前の場合も、病院で窓を開放して扇風機を回して拡散して居た病院は、院内感染ゼロだったらしい。今、集団感染している場所を見ると、ライブハウスとか卓球場とかカラオケとか、密閉空間でそう言う大規模な空気滞留の無い場所での感染が殆どのように見えるので、そういう部分を排除すればかなり感染リスクを減らせそうなんですが。

となると、一斉休校で家庭に閉じこもることは、実は感染リスクを上げかねないことに。まだ肌寒い時期ではあるけれど、昼間なら窓を開けることも可能だけれど、夜間も開けておく事は無理だろうし。そこで思うのが、サーキュレーターを利用して、家庭内でも空気が回流するようにしたら、室内に新型コロナウィルスが存在しても、移動している間に棘が取れて無害化されないだろうか。サーキュレーターが無くても、通常の扇風機を上向きに回してもそれなりに効果があるだろうし。自分の知る限りでは、そう言う方法でのリスク低減に関しての専門家の意見を聞いた記憶が無いのですが、実際どうなんだろうか。誰か確認なり検証なりしてくれないだろうか。

空気感染する病原菌の場合、空気を回すことは勿論御法度なんだろうけど、今回の新型コロナウィルスは空気感染はしないけれど、飛沫感染はするので、それなりに広さがある場所でも人数が多くなった場合は空気を環流させることはリスクを上げるかもしれない。ただ、例えば東京ドームのような大きな施設だったり、甲子園のような屋外施設なら、かなりリスクは低減できる気がしますね。コンサートはどうだろうか。埼玉アリーナみたいな大規模な施設でも、その中に人が密集したら、やはりその周辺での飛沫感染は発生しそうな気がするなぁ。仮に、それなりのスペースのある密閉空間で、空気を回すことでリスクを低減できるなら、例えばオフィスなんかでも対策をすることで有効かもしれないし。素人の考えだけれど、これから気温が上がれば扇風機を使うことも普通になるから、より効果的な方法と言えるのでは無いだろうか。

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