PCWatch、山田祥平氏のコラムから、「軽さも正義、広さは正義」という話。LG gramシリーズの、17インチ世界最軽量ノートが、1.34kgと言う驚異的な重量で登場して、個人的にも興味が沸くのですが、ただ「軽さは正義」には100%同意するものの、「広さも正義」と言われると一寸躊躇するんですよねぇ。
今現在使用しているのは、ThinkPad T470sで14インチのモデル。その前2世代はX1 Carbonの14インチモデルを使用していましたが、さらにその前はX201sの12インチモデルを使用していました。最大の理由は、当時の14インチモデルが2kg近い重量だったのに対して、12インチモデルは1.3kg前後くらいで携帯性に優れていたから。ただ、解像度はXGAだったりしますから、時代とともに複数のアプリを平行して起動して使用する仕事モードになると、XGAではもはや埒が空かないわけで、そこからX1 Carbonになってからは、WXGAとか高解像度モデルにどんどんシフトしています。
X1 Carbonで14インチモデルを利用するのは、もう10年以上前にT60シリーズを使用していた時以来。当時は、まだ新幹線通勤などをする前だったので、基本自宅と会社で使用するのみで、移動中は鞄に入れて持ち運ぶだけ。しかし、その後新幹線通勤が始まり、さらには出張などで機内でも使用するようになると、正直14インチサイズは「手に余り気味」なんですよね。新幹線の中では、普通に利用する分には良いのですが、テーブルを出しているときに前のシートが倒されると、14インチだとLCDがちゃんと開けなくなるし、テーブルからもはみ出てしまう。「モバイルユーザー」と言っても、例えば仕事先のホテルで使うだけとかなら問題無いんでしょうけど、電車移動の時に利用する「モバイルユーザー」だと、やはり13とか12インチクラスが限界じゃ無いだろうか。私も、次は12インチ系かなぁとT470sを使いながら感じることが度々。
画面広さと言う場合、一つはLCDサイズで、これは物理的に利用出来る場所とか移動中の携帯性とかに影響する要因です。また、解像度という点も重要で、いくら17インチとかサイズでもXGAの解像度では、今ではお話にならない。かといって4Kでは余りに細かすぎて十分に活用も出来ない。その、LCDサイズと解像度のバランスというのも重要なわけで、今は14インチでも12インチになると、同じ解像度では少し厳しくなるだろうし。そう言うバランスの選択肢が、今の製品では一寸物足りない気がします。本当は、LCDをいろいろ取り替えるオプションがあると嬉しいのですが。そう言う意味では、「軽さは正義、オプションも正義」と私はいいたい。
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