ここの所大きなニュースが続くけれど、やはり暗いニュースよりは明るいニュースの方が嬉しい物。そんな中で、ここ数日はこの話題が中心になるであろう、20205年の大阪万博決定のニュース。大阪が万博に立候補していたことくらいは知っていたけれど、正直その可能性という所までは知らない状態でした。大阪(日本)、エカテリンブルク(ロシア)、バクー(アゼルバイジャン)の3箇所が立候補し、156票(国)による一回目の投票では、大阪が85票でトップになるも2/3以上を獲得出来ずに二回目の投票に。最下位のバクーが落ちて、エカテリンブルクとの決戦投票になり、大阪が今度は92票を獲得して、61票のエカテリンブルクに勝利。1970年の前回の大阪万博以来、55年振り二度目の万博開催が決定。私も、小学生の頃で、夏休み最後の8月31日に浜松から日帰りで行ったなぁ。朝まだくらいうちに、父親と叔父の運転で東名経由で吹田の万博会場へ行き、夕方戻ってくるという強行軍。正直、「行った」という記憶はあるけれど、何を見たのか迄はもう覚えていません。確かアメリカ館とか人気のパビリオンは待ち行列が長すぎて諦めて、そんなに待たずに入れるところをちょこちょこ回った気がする。
現実的な問題を考えると、海上の「夢洲」は大阪五輪誘致のために準備していた場所で、長いこと使い道が無く塩漬けだった場所なんですね。大阪の一番の観光地、USJの隣になるらしい。開くまで地図で見ただけなんですが、この夢洲へ接続する道路は2本しかなくて、しかもどちら元就の埋め立て地経由。道路の増設もそうだけれど、鉄道もUSJ直近のJRゆめ咲線の「桜島駅」を延伸するとかしないと人の移動が間に合わないんじゃ無いだろうか。最も後7年では、建設が無理かなぁ... もう一つの最寄り駅は地下鉄中央線の「コスモスクエア駅」だけれど、ここから支線というか、乗換でも良いから対岸に渡る路線を作るとか、足の確保が急務のような気がする。
阪神大震災とか東北大震災規模の災害が発生するようなことがあれば別だろうけど、これで2020年の東京オリンピック・パラリンピック終了後の、大きな目標が1つ出来たことは良かったのでは。どうしても大きなイベントが終わってしまうと、その後の反動が恐いけれど、大阪万博という次のイベントが出来る事で、景気や経済の下支えの切っ掛けになりそう。まぁ、その大阪の次の起爆剤はどうするという不安はありますが、でもマイルストーンが設定出来たことは大きな意味があると思う。
もう一つは、やはり地盤沈下が言われる関西経済圏、その中心の大阪復活の起爆剤になるかもという期待感ですよね。やっとデフレを脱却して経済が上向きになりつつある日本社会で、それを牽引するエンジンが東京だけではやはり負担が大きい。少なくとも、東京・大阪という両輪は必要だし、それに続いて、名古屋とか福岡、中核地域の活性化も必要。一度に全部というわけにはいかないから、ここで大阪が大きな活力を得ることは大きいでしょうね。全てが万々歳、これで解決、と言うバラ色の未来では無いとは思うけれど、1つ大きな切っ掛けが大阪に出来る事は良いことなんじゃ無いだろうか。今は開催が決まっただけで、もしかするとこれから東京2020のように、変な知事が後から当選して、好き勝って引っかき回して、悪いのは全部人のせいにして、結局開催すらままならないようなトラブルが発生するかもしれないけれど、是非そう言う困難を乗り越えて、東京2020の轍は踏まないようにして欲しいなぁ(マテ)。
そう言えば、前回の大阪万博会場の千里丘陵は、今では大きな運動公園になっていて、明日の試合でも行かなきゃならない。万博の時には日帰りで一日で戻ってきたけれど、試合では何度も通っているし、前泊したこともある。不思議なもんですねぇ...
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