2018年8月7日

うなぎ発電

地元浜松で、養鰻池の跡地を利用した太陽光発電の記事。個人的に、太陽光初でのような再生可能エネルギーを増やしていくことに異論は無いけれど、今のように何でもかんでも太陽光みたいなやり方には反対。その為、先日の岡山広島の大雨災害では、それ以外の地区も含めて山肌に乱立した太陽光発電設備が崩落したり、壊れたりして、その撤去もままならない状態なわけで、乱開発の極みだと思う。

幾ら太陽光発電が必要と言っても、わざわざ何も無いところに日照の良さだけで開発するのは問題が多いと思う。例えば今回の様にもう使わない養鰻池の跡地を利用するとか、ゴルフ場を利用するとか、あるいは廃校になった学校のグランドを利用するとか、既に以前から利用されていたような場所を再利用するなら意味があると思うんですよね。再生可能エネルギーなんだから、土地だって再生利用を優先するべきじゃ無いだろうか。

静岡県は全国手に日照時間がトップクラスの場所という事で、色々引き合いも多いようだけれど、その静岡県に太陽光エネルギーのある意味敵役の中で電力唯一の浜岡原発があるというのはちょっと皮肉にも感じますね。太陽光発電に関しては、そもそもの導入がおかしいわけで、なんで東北の原発が停止して電力不足が確実に認識されていたときに、太陽光発電もなんていう直ぐに発電量は増えない悠長な対策を最優先で進めたのか、何れ歴史が検証して欲しいけれど、可能な限りエネルギーを補足して有効利用することには賛成。そう言う意味で、太陽光発電を基盤エネルギーにしたいのであれば、もっと蓄電技術を研究するべきだし、その為には安定的なエネルギー供給のために、早期に原発を再始動させて今無理をしている火力発電に負担を減らして余裕を作るべきだと思うのだけれど。

この浜松・浜名湖の太陽光発電もSoftbankグループがやっているけれど、さてどうなるのか。個人的には、養鰻池の跡地利用と言う意味では良いと思うけれど、その方向性がどうなのか少し疑問を感じていたりして。

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