2018年5月1日

Xperiaの憂鬱

SONYの通期決算発表で、Xperiaビジネスが赤字だというニュース。別にSONY信者では無いけれど、Xperiaが無くなると困るなぁ... 最大の理由は、FeliCaサービスが使える端末が無くなってしまうから。iPhoneにもFeliCaが入り一安心と思ったのもつかの間、完全にAndroidのFeliCaの代用にはまだならず、一応Apple Payにクレジットカード(iDとQuickpay)はセットしたものの、操作性が今ひとつなのでまだ利用実績は無し。その点、今のAndroid (Xperia Z3 Compact)は、タッチする店舗側の端末でサービスを選択する手間が発生することがありますが、スマホ側ではそう言う操作は一切入らず、自動的にサービスが選択されて決済出来る。あの便利さをずっと経験していると、Apple Payのサービスは、iPhone8だとダブルクリックで指紋認証解除で利用出来るとは言え、ロックしたままでも利用可能なAndroid版には敵わない。それに、デフォルトで設定したクレジットカードに紐付いたサービス(iD or Quickpay)が自動的に利用されるので、もし別のサービスを利用するなら、ロックを解除してカードを選択し直さないといけないわけで、これも面倒。

仮にSONYがスマホ事業から撤退してXperiaが無くなると、残るFeliCa対応端末って、シャープくらいしか無くなるのかな。海外メーカーでは、LEGとSamsungが作っている(作っていた?)けれど、こちらだって日本でのビジネス次第ではどうするか分からないし。富士通のスマホ事業も、今状態だと分かりませんからね。VAIO事業のように分社化して独立させるか。まぁ、SONYは、スマホに関しては一度分社化して、SONY-Erricsonだったこともあるけれど、今だと相手になってくれるところも無さそうだし。富士通とSONYが、それぞれ携帯事業を分社化して、それを合わせて新会社を作る何て言うことは、先ず無いだろうなぁ... 記事に寄れば、SONYは5Gを睨んで、今は耐えるときと思っているらしいけれど、それだって何年も続けられるわけでは無いですからね。

ただ、これからのデジタルデバイスを考えると、やはり通信機能を持っていることはかなりのアドバンテージになることも事実。例えば、今は自宅に光回線を引いて利用して、そこに色々なルーターとかハブを接続してデジタルデバイスを展開しているけれど、その光回線と同等以上のスピードが5Gでは提供されるわけで、いちいち光回線引かなくても、スマホ一つでそれ以上のネットワークを手に入れることが出来るメリットは大きい。さらに、その環境は移動可能なわけだから、別に自宅に制限しなくてもいいわけで、スクルの中でも電車の中でもどこでも環境構築は可能。そうなると、暫く前から言われている「クラウド」とか「サブスクリプション」みたいな考え方が、やっと普通に使えるようになる気がする。

そこまで大げさなことが無くても、やはり日本を代表する企業の一つだけに、何とか頑張って欲しい。実は、ここの所3年目となるXperia Z3 Compactのタッチパネルの調子が悪くなってきて、そろそろ買い換えかなと思い始めているところなので(笑)。

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