民進党と希望の党が合流して、「国民民主党」が誕生。衆議院議員数を増やして、衆議院・参議院ともに野党第一党を目指したものの、離党者が相次ぎ結局は野党第二党に留まることに。これでは合流した目的には届かないし、速くも分裂話が出てくるくらいの不安定さ。大体、元々一つの政党だった集団が、選挙のために分裂し、その選挙結果が芳しくなかったからと再結集するというのは、彼らに投票した国民を愚弄する物じゃ無いかという気がする。
野党は与党支持率の低下、安倍内閣支持率の低下を言うけれど、立憲民主党が辛うじて10%前後の支持率を得ているけれど、それ以外の野党は軒並み数%の支持率を行ったり来たり。希望の党何て言うのは、誤差範囲で0%何て言うこともあったし。まぁ、国民目線で見ると、単に議員にしがみつきたいから、政治家ごっこをやっているようにしか見えない。
大体、自分達の合流作業が忙しいからか、G.W.前から仕事も休んで遊んでいるような議員を誰が信用できるのか(笑)。さらに、それぞれの政党から半分近い離党者が出ての合流なんて言うのは、身内からも信用されていないことの証明なわけで、それで国民の信用度が上がると考えているとしたら、凄く馬鹿にした判断だと思う。
多数決をベースにした民主主義、あるいは国会運営だから、数を求めることは決して悪いことでは無い。でも、そうやって烏合の衆が集まっただけでは何も出来ないばかりか、逆に悪いことだらけになる事は、民主党政権で散々経験していることなわけで、国民はもう二度とあんな間違いは犯さないでしょう。そうなると、数を集める前に、与党に対しての監視役として、ちゃんと実のある活動をするべきで、それこそ、週刊誌や新聞ネタを根拠に国会の時間を空費しているようでは、ますます国民の関心は遠のくばかり。大タイ国民目線で言えば、たかが週刊誌の記事、新聞の記事なんて、速ければ一日二日、長くても一月も過ぎれば、もう次の新しい「ネタ」に心は移るわけで、それだけ浅い根拠で何かすることも愚かだし、それすらも維持出来なくて「審議拒否」という名目で職場放棄するだけの無能さをさらけ出しているうちは駄目でしょうね。
結局は振り上げすぎた拳の落としどころが無くて、自分達が要求したこと一つも叶えられなくても国会に戻ってくる野党ですが、幾ら威勢の良いことを言っても結局は何も出来ないことを証明した、ここ数週間の浪費だったんじゃ無いだろうか。
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