2018年5月14日

無限元号

この元号に関する記事を読んでいて思い出しましたが、先日面白い経験をしました。とある事情から、別の他人の口座から毎月自分の銀行口座に定額を振り込む必要がありました。で、履歴を残す必要があるので、自動振り込みの手続きを先方の金融機関(信用金庫)でして貰うことに。その手続き申込書に記入をしたんですが、そこで困ったのが振込期間の設定。「開始日」と「終了日」の二つの日付を入れる必要があり、開始日は先月の25日と直ぐに記入できたんですが、「終了日」に関しては困りました。この日付、元号記載なんですよね。で、振込は確実に来年以降も暫く続くものだから、当然終了日には元号は新しいもに変わっているんだけれど、現時点では不明。暫く考えて、現在の「平成」が変わらないと想定した平成の年数(例えば平成45年とか)で、分割計算して終了日を記入して渡しました。

戻ってきた控えを見たら、私が記載した「平成45年xx月」という所が取り消し線で消されて、代わりに「平成99年99月」と書かれています。要するに、停止以来が有るまで自動継続する、と言う事らしい。いゃ、最大の振込金額は決まっているので、本来ならそれ以降の振込動作は不要なんですが、金融機関としては継続して利用してもらい為か、あるいは不定の場合にはこういう風に「99年99月」と書くのが一般的なのか。まぁ、言ってみれば年月のワイルドカード見たいなもんなんだけれど、こんな書き方もあるのかと勉強になりました。しかし、西暦にすればこう言う事をしなくても良いと思うんですよね。

元号の必要性や意味は理解するものの、実社会の中で特に今の情報社会の中で決して便利なシステムとは言えない存在で有る事も確か。個人的には、元号・西暦併用できるようにして欲しいですよね。まぁ、そうすると両方記載された時にしかもその日付が食い違っていた時の処理を入れないといけないから、システム屋さんとしては「逆に面倒」という話になるのかもしれないけれど。しかし、不思議なシステム...

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