2018年2月1日

相撲協会理事選

相撲協会理事選、票が101票あって、定員は10名。立候補者が10名なら無投票で決定し、11名以上なら親方衆の101票の投票になるけれど、事前に一門なり親方同士で票のやり取りをして、10~9票という当選券の票集めをして、余った分は別の親方に回して行くという、「出来合レース」みたいなもの。そんなの、投票する意味があるのか? あれだけ公明正大を要求されているのに、未だにこういった旧態依然のシステムが認められているのが不思議。しかも、理事選に当選しても、この後「横綱審議委員会」なる組織のお墨付きを得ないと、理事になれないと言うのであれば、立候補の時点でその候補者を外さないといけないのでは。逆に疑問があっても、当選したならそれ候補は「信任された」という事になるわけで、そうなると審議委員会の位置付けって何という話が。

「大相撲」という事で、古くからの伝統と言う物を尊重する必要性も理解出来るけれど、近代化しているように見えてでも、根本は旧態依然の仕組みを尊重している矛盾を感じるなぁ。その仕組みの不可思議さを示さずに、単に理事候補者の星取り情報のみに興味を向けているのは、やはり根本的なシステム改革を指摘されることを相撲協会としては拙いと思っているからなんだろうか。疑問視か浮かんでこない...

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