2017年9月1日

又聞きインタピュー

官房長官会見のアイドル(?)、東京新聞の望月衣塑子記者。今回も東京新聞の記者なのに、ライバル紙系列の「報道ステーションで言っていたが...」と質問。今に始まったことでは無いけれど、この人、自分から取材とかする事はしないのだろうか。いゃ、報道番組で言っていたから質問するがって、それ子供でも出来る仕事じゃ無いだろうか。しかも、自社系列とかならまだ分からないでも無いけれど、朝日新聞系列、テレビ朝日系列っていうことは、ライバル関係にあるわけです。で、それがよほどのスクープ内容であれば、あえて相手から塩を貰うことも必要かもしれないけれど、そんなレベルでは全くないような話を、わざわざ他者の番組から引っ張り出して質問するって、うーん信じられない。

最も、確か以前は週刊誌記事を元ネタに質問していたこともあったように記憶しているんですが、それも、それがよほどのスクープで後追い取材をしても意味があるようなレベルの内容ならまだしも、単に与党なり官邸なりを批判したい固めに無理矢理質問に引っ張り出しているだけのような。まだね、Jアラートのタイミングが適切だったとか、アラートは出したが、その時の対応方法の周知が十分でなかったからどう対策するのかとか、ちゃんと庶民レベル出来いて欲しいような話題は幾らでもあると思うんですよね。で、そう言うことこそがメディアの本当の役割だと思うのだけれど、この人達は単に批判したいだけだから、そんなことは多分100年たっても聞いてくれないだろうなぁ。

よく、政府は説明不足だとか、国民は理解していないみたいな事をメディアは言うけれど、政府の発表を聞いてそれを我々に伝える役目がメディアなはずで、我々が理解していないという事は、間接的にメディアが仕事をしていない、遣り方が拙い、不十分だと言う事にもなると思うんですけどね。「いゃ、それは政府の仕事だ」というのであれば、それこそNHKを解体するなりして、「政府直属放送局」「直属新聞社」「直属雑誌社」を作って、そこから全てを伝えることになるかもしれないけれど、それってメディアの存在を否定することになると思うんだけど。

菅官房長官の会見の様子を見て特に強く思うのは、やはり日本でもアメリカのように「報道官」という役割の人をおいた方が良いんじゃ無いかと思いますね。彼ら彼女らは、別に政府のコメントを欲しているのでは無く、単に失言狙いで執拗に質問を繰り返しているだけだと思うから。あの様子を見たら、普通はそう感じると思うなぁ。結局、一部のメディアの暴走でメディア自体の信頼が沈下していることに、それ以外のメディアはどう思っているのか、そこが凄く不思議です。

0 件のコメント:

コメントを投稿