2017年8月6日

怪しい二人旅

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。今週は、金曜日の仕事帰りに宿泊して、翌日土曜日に所用を済ませてから、東京駅からの帰宅。この時のように余裕のある時は、東京から浜松までこだま号のグリーン車を早特で予約して利用しています。東京駅からは始発になるので、ゆっくり座っていけるのが便利なんですが、殆どの列車が折返し運用になるので、出発時刻の15分位前に到着して乗客が下車した後社内清掃が始まり、出発時刻の5分位前に乗車出来ます。暑いこの時期に外で待つのも辛いのですが、ここの所利用している14:56発の新大阪行きこだま号は一寸異例。14:15頃に新大阪から到着した車両は、その後社内清掃が始まり、それが14:30頃には完了。で、まだ出発まで30分近く余裕があるんですが、この時点で社内に入れるんですよね。別に早く入ったから早く到着するわけではないけれど、例えば一寸お弁当を食べたり飲み物を飲んだりするのに、早めに車内に入りグリーン車の座席でゆったり座って過ごせるのは大変お得。この日も外の暑さから逃れるため、冷たい飲み物を購入して14:30過ぎには車内に入り涼しく過ごすことが出来ました。

予定通り出発したこだま号は、次の品川駅に停車すると、通路を挟んだ反対側に男女の二人組が座ります。男性は、多分70歳過ぎくらいの大企業の役員、あるいは一寸危ない不動産屋みたいな雰囲気の人。どうこうしている女性は、一寸水商売系の雰囲気を感じる30代位。関西弁のアクセントで話しをしているので、大阪の人なんだろうか。で、座席に座ると、ビールなんかを飲み出しますが、話をする声が大きいので五月蠅い。実はこの二人組だけでなく、少し後ろの席には高齢のご婦人グループが入ってきて、座席を探すんだけれどあいてるからこの辺でいいわよ、誰か来たら動けばいいんだから、とかいかにもな内容の話をこちらも声高にかわしている。

どちらも五月蠅いんだけど、距離が近い分また一の関係で横の二人の会話の方が耳に届くんですが、どうも男性は仕事で大阪に行く機会が多いようで、その時に向こうのお店で会っている女性のような雰囲気。品川から乗車してきたのは、羽田で落ち合って、この後熱海雷で降りるんだろうかと予想したら、まさにその通り、熱海で下車していきました。後ろの五月蠅い叔母様達も同様。この日のグリーン車はそこそこ席が埋まっていましたが、熱海で潮が引くように下車していき、やっと車内に平和が戻ってきました(笑)。

グリーン車に乗っていると、たまぁ~~にこんなカップルに遭遇するんですが、結構周りに人が座っていて人目もあるのに、そういう雰囲気は周りに放射しているんですよね。グリーン車という事で気持ちが高揚しているのか、あるいは周りもみんな同じという勝手な共同体意識が生まれるのか(笑)。夏休みという事で、車内も駅も家族連れや観光客でいつも以上に混雑していますが、そんな人達に混じってこんな人達も新幹線を楽しんでいると思うと、日本は平和だなと思わず感じたりして。今日も平常運転の新幹線でした。

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