2017年6月1日

人の財布の中身

私もお世話になっている5大IT企業の収益内訳。Alphabet(Google)とFacebookは納得の収益構成だけれど、それ以外の3社はちょっと意外な点も。

Appleの中心がiPhoneというのは分かるんだけど、これだけ大きいというのは意外。だから、iPhoneの売上げがちょっと落ちたりすると大騒ぎになるんだなと改めて納得。MacやiPadの比率が、もっと大きくても良いと思うんだけれど。それと、iTunesの収益はOtherに含まれるんだろうけど、これも意外に少ない。このあたり改善の余地があるように思うけれど、音楽や映像配信サービスって今はあちこちにあるから厳しいだろうなぁ。

Amazonも、Productsと言うのが物販の利益だと思うんですが、AWSってもっと大きい気がしていたので、これも意外。少なくても2割位は稼いでいるんじゃ無いかと思っていたから。Mediaというのは、Amazon Prime等の映像配信サービスの収益としたら、逆に大きすぎる気もするし。余計なお世話だろうけど、もう一つ二つは基幹ビジネスが必要じゃ無いだろうか。

で、一番意外だったのがMicrosoft。個人的に一番驚いたのが、Windowsの収益がXBoxよりも少ないこと。昔はWindowsだけで半分以上は稼いでいたと思うのだけれど、ここまで分散化しているのだと驚き。Surfaceとそれ程違わなくなってきているのでは、MSもそのうちWindowsの外販を止めたりして(笑)。MSをOEM/ODMとしてシステムをPCメーカーが買う時代になるんじゃ無いだろうか。で、もう一つのビックリが、これだけOfficeの収益が大きいこと。まだ3割近くを稼いでいるんだぁ。ただ、複数の基幹ビジネスに支えられているという点では、MSが一番ヘルシーな収益構造なんでしょうね。

人様の企業の内幕をあれこれ野次馬根性で言うのも失礼だとは思うけれど、こうやってみるとなかなか面白い。

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